【SEO対策タグの書き方】コツ・実例を交えて解説
みなさんこんにちは。トビラマーケティング代表のリュウジです。
本記事では、titleタグ・hタグなどSEO対策の基本であるタグの書き方を解説しています。
「具体的にタグをどう書けばいいかわからない」
そんなお悩みを抱えている方は、本記事をご参照ください。実例を交えながらSEO対策に強いタグの書き方を解説しています。
SEO対策で重要なタグ
htmlで作られたホームページには、さまざまなタグが使われています。すべてのタグを覚えることはなかなか難しいですが、SEO対策では最低限以下の5つのタグを覚えておきましょう。
titleタグ
hタグ
descriptionタグ
altタグ
aタグ
この5つのタグの役割、具体的な書き方を覚えておけば、タグの書き方としては合格点です。ここからは、それぞれのタグの具体的な書き方を解説していきます。
titleタグの書き方
titleタグはページのタイトルを書くためのタグで、SEOにおいて最重要のタグです。titleタグを変えるだけで検索順位が上がることは、よくあります。そのためSEO対策に取り組む際は、まずtitleタグが適切に設定されているか確認しなければなりません。
titleタグを書くうえで意識すべきポイントは、以下の通りです。
32文字以内にまとめる
キーワードは前半に入れる
ページごとに個別のタイトルをつける
ページの内容を具体的にイメージできるようにする
32文字以内にまとめる
titleタグに入れる文章には、検索上位に上げたいキーワードをできるだけ前半に入れましょう。日本人は左から右に読む習慣があるので、titleの前半にキーワードがあるほど、自分の検索した結果が正しく表示されていると認識します。
そのためまずはキーワードを書いて、そのうえで補足の文章を考えていくというやり方がやりやすいですね。
ページごとに固有のタイトルをつける
Googleno検索エンジン最適化スターターガイドにもあるように、titleタグは各ページ固有の正確なタイトルをつけるようにしましょう。
「下層ページになると面倒だから、同じtitleタグでいいや」こんな風に考えてしまうと、サイトの質が低いとみなされてしまいます。そのため1ページ1タイトルを基本として、titleタグの内容を決めていきましょう。
ページの内容を具体的にイメージできるようにする
titleの役割は、ページの内容をユーザーに把握させることです。そのためユーザーがページの内容を具体的にイメージできるようなタイトルをつけましょう。
例えばラーメン屋さんであれば、ユーザーはどこにお店があってどんなラーメンが食べられるかを知りたいです。そのため「〇〇ラーメン|名古屋駅徒歩5分!地元食材使用の味噌ラーメンが自慢」のようなタイトルをつけましょう。
効果的なtitleタグの書き方例
名古屋の企業がターゲットのホームページ制作会社会社であれば、以下のようなtitleタグの書き方がいいでしょう。
TOPページ:リュウジ株式会社|名古屋で格安ホームページ制作実績1,000件超
制作実績ページ:制作実績|名古屋の格安ホームページ制作リュウジ株式会社
このようにTOPページでは自社の何が強みなのかを明確にすることで、クリック率が高まります。制作実績のような下層ページは、強みを出してもいいですし、シンプルに会社名だけ記載してもOKです。
hタグの書き方
hタグは見出しを書くためのタグです。h1、h2、h3のように数字があり、数字が大きいほど大きな見出しになります。hタグを書くときのポイントは、以下の通りです。
h1タグはtitleタグと同じでもよい
h2、h3は階層化する
記事の場合h2は概要h3は詳細を書く
h1タグはtitleタグと同じでもよい
h1タグは基本的に1ページに1つだけ使います。h1タグはページ全体を表すタグなので、titleタグと同じ表記でも構いません。変更するとしても、以下のような違いくらいで十分です。
titleタグ:制作実績|リュウジ株式会社
h1タグ:制作実績
h2、h3は階層化する
hタグは最も重要な見出しをh1、大見出しをh2、中見出しをh3のように階層構造になっています。
正しい階層構造は以下の通りです。
野菜という大きなくくりに対して、下の階層に具体的な野菜の名前が入っています。
一方間違った階層構造は以下の通りです。
野菜というくくりの中にみかんは入りません。みかんについて書きたいのであれば、別途<h2>果物</h2>を用意してその下の階層にみかんを入れます。
このように記載するとわかりやすいですが、実践ではついつい間違えてしまうことがあります。見出しの項目がしっかり階層化されているかは、必ずチェックしましょう。
記事の場合h2は概要h3は詳細を書く
記事型コンテンツの場合、h2タグで概要h3タグで詳細を書くのが基本ルールです。
はじめのh2で楽天カードをおすすめするポイントという概要を記載し、その後詳細をh3タグで記載します。本記事でも同じ構成になっているので、チェックしてみましょう。
効果的なhタグの書き方例
企業ホームページのサービス紹介ページの場合、hタグは以下のように記載します。
hタグは階層構造が理解できていれば、書くのは難しくありません。しっかりとポイントを押さえて、ホームページに反映しましょう。
descriptionタグの書き方
descriptionタグは検索結果でタイトルの下に表示される説明文を書くためのタグです。直接SEOに関係ないと言われていますが、検索結果でのクリック率に影響します。descriptionタグの書き方で押さえるべきポイントは、以下の通りです。
100~120文字程度でまとめる
サイト・会社名を入れる
ページごとに個別の文章を作る
ユーザーの興味をひく内容を考える
100~120文字程度でまとめる
検索結果で表示されるdescriptionタグは100~120文字ほどです。それ以降は省略されてしまうので、できれば100文字以内で伝えたいことを伝えましょう。
descriptionタグは設定しないと、記事冒頭がそのまま引用されます。そのため本記事の場合「みなさんこんにちは。トビラマーケティング代表のリュウジです。」から始まるのですが、これは検索結果に表示されてもクリック率が下がります。そのためdescriptionタグではこうした部分をカットして、ページの説明だけに絞って記載しましょう。
サイト・会社名を入れる
descriptionタグには、サイト名や会社名を入れましょう。これはサイテーション獲得の貯めです。サイテーションとは、被リンクはついていないが、サイト名や会社名に言及されていることです。サイテーションの数が多いほど、サイトの信頼性は上がります。
descriptionタグは簡単にサイテーションが獲得できます。地味な部分ですが、コツコツ積み上げることがSEO対策では重要です。
ページごとに個別の文章を作る
titleタグと同様、descriptionタグもページごとに個別の文章を作りましょう。同じ文章が書かれているページがあると、サイトの質が低いと判断される可能性があります。面倒でもページごとに個別の文章を作りましょう。
ユーザーの興味をひく内容を考える
descriptionタグは検索結果でのクリック率に影響します。そのため表示されたとき、いかにユーザーの興味がひけるかが重要です。
ユーザーの興味をひくためには、このページを見たらどんな未来が得られるか記載すること。例えば「クレジットカード 選び方」の記事であれば、「クレジットカードを30枚以上持っているクレジットカードマニアが、あなたに最適のクレジットカードの選び方を教えます。」といった文章を記載すれば、ユーザーはクリックしたくなります。
このようにページを見た結果、どんな未来が待っているかを考えてdescriptionタグを記載しましょう。
効果的なdescriptionタグの書き方例
『【2024年最新】SEO対策とは?検索上位にヒットさせるための手法を大公開』の記事であれば、以下のようなdescriptionタグを記載します。
文字数は126文字で簡潔にわかりやすい説明になっています。みなさんもぜひ参考にしてください。
altタグの書き方
altタグは画像が表示されなかったとき、かわりに表示されるテキストを書くタグです。画像1枚に対して、1つのaltタグが設定できます。
画像にはできる限りaltタグを設定する
キーワードではなく文章にする
画像にはできる限りaltタグを設定する
ホームページにある画像には、できるかぎりaltタグを設定しましょう。altタグを設定していると、画像検索での上位表示される可能性があります。特にオリジナル画像を作った時は、必ずaltタグを設定しましょう。
1つ1つaltタグを設定するのは手間ですが、こうした細かな部分で差が出ます。サボらずにaltタグを設定しましょう。
キーワードではなく文章にする
例えば上記の画像にaltタグを設定する場合、よくある間違いが「ビール 男性」のようにキーワードを記載することです。altタグはキーワードではなく、文章で設定する必要があります。そのため正しいaltタグは「ビールを飲む男性」のように、画像の文章をそのまま説明したものになります。
altタグはSEOに関係あると聞いて、altタグにもとにかくキーワードを入れる方がいらっしゃいますが、それは間違いです。altタグはあくまで画像を説明するタグなので、画像の説明に徹しましょう。
aタグの書き方
aタグはリンクするときに使うタグです。サイト内部や外部サイトにリンクを張ることで、サイトの回遊性やユーザビリティを高めます。リンクを張るとき何気なく使われているaタグですが、よく間違いがあるので、正しい書き方を覚えておきましょう。aタグの正しい書き方は以下の通りです。
アンカーテキストはページのタイトルにする
ユーザーのためになるリンクを張る
アンカーテキストはページのタイトルにする
よくあるaタグの間違いとして「詳しくはこちら」のような記載をすることです。リンクのアンカーテキストには、必ずページのタイトルを使いましょう。
このようにリンクのアンカーテキストとページのタイトルが合致することで、リンクの質が高いと判断されSEOに効果があります。
ユーザーのためになるリンクを張る
ブログやサイト運営初心者の方によく聞かれる相談が「外部リンクを張るとユーザーが逃げてしまうそうで怖いです。」というもの。この質問に対して私の回答としては「ユーザーのためになるのであれば、外部リンクを積極的に張る」です。かつては外部リンクを張ることで評価が下がると言われたこともありますが、近年では外部リンクがマイナスになることはありません。むしろ信頼の高い公共機関などへのリンクは、サイトの品質を高めると判断されることもあります。
そしてリンク先のコンテンツが自分でも作れるのであれば、自分で作ったほうがよいです。自分でよりよいページが作れれば、内部リンクを張れます。
基本はユーザーのためになるのであれば、リンクは張るという考えにしましょう。
タグの書き方はSEO対策の第一歩
本記事で紹介したタグの書き方は、SEO対策の第一歩です。しっかりとマスターして、ホームページを検索上位表示を目指しましょう。
「SEO対策の基本はわかったけど、実際どうやればいいかわからない」
そんな方は、ぜひ一度トビラマーケティングにご相談ください。SEO対策の運営支援で結果を出しており、幅広いサポートも可能です。トビラマーケティングのサービス内容は下記ページにまとめています。ご興味ある方はご覧ください。
またこちらは実際にSEO対策をサポートし、結果が出た事例です。
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