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E-E-A-Tとは?E-E-A-Tを高める13の方法をマスターして検索順位を上げよう

みなさんこんにちは

トビラマーケティング代表のリュウジです。

SEO対策を考えるうえで近年重要になっているのがE-E-A-Tという指標です。2022年12月16日GoogleはこれまでのE-A-Tに加えて、Experienceを加えたE-E-A-Tを発表。このことから今後さらにE-E-A-Tの重要性が増すことが考えられます。

「いろいろSEO対策をしているけど、なかなか検索順位が上がらない」

「E-E-A-Tを高めるために、具体的に何をすればいいか知りたい」

そんな方は、ぜひ参考にしてください。

E-E-A-Tとは


E-E-A-T図解
  • Expertise(専門性)

  • Experience(経験)

  • Authoritativeness (権威性)

  • Trust(信頼)

E-E-A-Tとは、Expertise・Experience・Authoritativeness・Trustの頭文字をとったもの。E-E-A-Tはイーイーエーティもしくはダブルイーエーティーと読む。

2022年12月16日GoogleはGoogle検索品質評価ガイドラインの中で、ページの品質を見極めるうえで重要だったE-A-TにさらにExperienceを加えたE-E-A-Tというコンセプトを発表しました。E-E-A-Tが高いと評価されればそれだけ品質の高いホームページだと判断され、検索順位にも影響が出ます。

本記事では、E-E-A-Tの各項目がどのように評価され、それをどのようにGoogleに伝えるのかを解説していきます。

Expertise(専門性)

ホームページの専門性を高めるためには、以下のような項目を満たす必要があります。

  • 一つの分野に特化した内容になっているか

  • コンテンツ制作者が専門知識があるか

  • コンテンツ制作者が正式な資格を持っているか

例えば医療系サイトの場合、検索上位にきているサイトは、医師や看護師といった専門家が監修しています。これは正式な資格を持っている人が作っているコンテンツを、検索上位に上げようということですね。つまり資格や専門知識があることを、Googleに伝える必要があります。

Experience(経験)

ホームページの経験の項目を高めるためには、以下のような項目を満たす必要があります。

  • 豊富な経験をもとにノウハウを語っているのか

  • 実際に商品を使ったレビューなのか

  • 継続的に情報を発信しているのか

インターネットでは簡単に情報が調べられますが、実体験に勝る情報はありません。情報の品質をチェックするためにも、ホームページ所有者や記事執筆者の経験がかなり重要になってきています。

自らの経験をもとにした情報は、一次情報と呼ばれます。この一次情報をいかに得るかが、今後は重要になるでしょう。一次情報の取得方法については「【一次情報の集め方5選】オリジナルコンテンツを作って他社と差別化しよう」の記事にも記載していますので、こちらも参考にしてください。

Authoritativeness (権威性)

ホームページの権威性を高めるためには、以下のような項目を満たす必要があります。

  • コンテンツ制作者の著書

  • コンテンツ制作者のWeb上での引用・言及数

  • 専門機関からのリンク

学問の世界では多く引用されている論文が高く評価されます。Googleもそれと同様、多く引用・言及されていると、検索順位に反映されます。また数だけでなく、専門機関など質の高い評価も、権威性を高めます。このように多くの人から評価されていることを、Googleに伝える必要があります。

Trust (信頼性)

ホームページの専門性を高めるためには、以下のような項目を満たす必要があります。

  • 運営者情報は公開されているか

  • コンテンツの責任は誰が負うのか

  • アンケートや調査がどのような方法でおこなわれたか

誰でも情報公開ができる点がインターネットのいい点でもありますが、一方で公開された情報が本当に信頼できるのかという問題があります。情報を信頼してもらうためには、誰が情報発信しているのかを公開し、どんな根拠に基づいた情報なのかを開示する必要があります

E-E-A-Tを高める13の方法

E-E-A-Tを高めるにはさまざまな方法があり、基本的には継続していいコンテンツ・発信していくことが大切です。しかしその発信内容・方法を工夫することで、GoogleにもE-E-A-Tが伝わりやすくなります。

本記事ではE-E-A-Tを高める方法を13個紹介しています。すぐ取り組めるものから継続的に取り組む必要があるものまでありますが、ぜひ実践できるものから実践してみてください。

サイトのテーマを特化させる

Googleが策定している「Googleが掲げる10の真実」の中に「1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番」というものがあります。

つまり専門的なテーマを決めて、そのニーズを満たす情報を発信することが重要です。特にできたばかりのサイトの場合、専門特化させないとなかなか検索順位は上がりません。

例えば節約をテーマにしたサイトを作ろうと思っても、節約では範囲が広すぎます。節約の中で自分が得意なふるさと納税に絞る、さらにフリーランスに特化したふるさと納税に絞ってもいいでしょう。テーマを絞ってより濃い情報を発信していくことで、E-E-A-Tは高められていきます。

オリジナルの画像・図解を使う

コンテンツとして記事を作成する場合、記事内に画像や図解を使います。画像はフリー素材でもいいのですが、E-A-Tを高めるのであればオリジナルの画像・図解を使うことをおすすめします。

オリジナル画像・図解の作成はCanvadesignACなどがおすすめです。これらのサイトを使えば、初心者でも簡単に画像・図解が作れます。記事の質を高めるためにも、積極的にオリジナルの画像・図解を作っていきましょう。

オリジナルのデータ・アンケートを使う

画像・図解の作成と同様、データやアンケートもオリジナルのものを使うことをおすすめします。例えば「大学生 パソコン」というキーワードで記事を作るのであれば、実際に大学生にアンケートをとって、その結果を記事に掲載しましょう。このオリジナルデータがあるだけで、コンテンツの質が高まります。

データやアンケートはランサーズやクラウドワークスなどの、クラウドソーシングサイトで比較的簡単に取得できます。予算も1万円かからずできますので、ぜひ実践してみてください。

またオリジナルのデータ・アンケートを利用する場合、どのようにアンケートをとったか取得元を明確にしましょう。取得元が明確でないと、データの信頼性が損なわれる可能性があります。

定期的にサイトを更新する

サイトの信頼性を高めるためには、できるかぎり最新の情報を掲載していく必要があります。そのためサイトは一度作って終わりではなく、定期的な更新が必要です。

近年SEOではフレッシュネス指標というものが評価されるようになりました。これはサイトがいかに更新されているかを見る指標で、更新頻度が高いサイトほど上がりやすくなるというものです。実際私の経験上でも、更新頻度の高いサイトの検索順位は上がりやすいです。

新しい記事の作成、ホワイトペーパー追加、実績の追加、メディア掲載情報など更新できる内容はたくさんあります。週に2回は必ず更新するなど、定期的なサイト更新を試みましょう。

記事の更新日を公開する

記事コンテンツの場合、記事の更新日を公開しましょう。これは先ほど紹介したフレッシュネス指標にも関わります。

2024年9月現在なのですが、記事の公開日・更新日を両方公開していると、公開日のみが検索結果に表示されることがあります。この場合せっかくの更新が、Googleに認識されていない可能性があります。

そのため現状では記事の更新日のみを公開して、公開日は隠すというのが対策としてはいいかなと思います。Googleの検索結果表示を見て、更新日がしっかり認識されている状態を作りましょう。

資格取得・協会への加入

専門的を客観的に証明するための方法として、資格の取得や協会への加入があります。資格や協会のサイトからリンクを貼ってもらえば、専門家としての信頼度が高まり、E-E-A-Tが高まります。

資格の取得や協会への加入はお金や時間がかかりますが、E-E-A-Tを高めるためであれば、実施することをおすすめします。取得しやすい資格やすぐ入れる協会があるのであれば、積極的に活用していきましょう。

専門家に執筆・監修してもらう

専門性を高める手っ取り早い手段が、専門家に執筆・監修してもらうことです。クラウドソーシングサイトで検索をすると、看護師をしながらライターもやっていますという人が見つまります。医療系サイトを運営するのであれば、そうした方にライターの依頼をして記事の執筆・監修をお願いしましょう。

また専門家に執筆・監修してもらっている場合、執筆者・監修者のプロフィールは必ず公開しましょう。執筆者・監修者が専門家として認められれば、サイトのE-E-A-Tが高まります。

取材・インタビューを受ける

取材・インタビューを受けて記事がサイトに公開されれば、E-E-A-Tが高まります。取材・インタビュー記事にはサイトへのリンクを貼ってもらい、被リンクも獲得しましょう。

取材・インタビューを受けるためには、常に情報発信が必要になります。SNS・YouTube・ブログなどで情報発信をすることで、それを見たメディアの方から問い合わせがあります。意図的に狙うことが難しいですが、機会があれば取材・インタビューは積極的に受けましょう。

SNSにコンテンツを増やす

ホームページにコンテンツを作ったら、SNSにもコンテンツを流用しましょう。ブログだけで発信するのと、SNSも含めて発信するのを比べると、SNSも含めて発信したほうがE-E-A-Tは高くなります。

SNSにはさまざまな種類がありますが、近年評価が高いのがYouTubeです。YouTubeでブログの内容を伝えるだけでも、E-E-A-Tは高くなり、検索順位が上がりやすくなります。サイトにコンテンツが貯まってきたら、他のSNSにもうまく流用していきましょう。

Aboutページを作成する

Aboutページとは会社概要・ミッションなどを伝えるページです。Aboutページがないサイトは、誰がどんな想いで運用しているかわからず、E-A-Tの評価が下がります。Aboutページには、以下のような情報を掲載しましょう。

  • 会社概要(住所・代表者名など)

  • 企業のミッション・ビジョン

  • 社長・経営陣の顔写真

  • 何のビジネスをしているか

  • メディア掲載情報

  • 会社の出した成果

  • お客様の声

  • SNSへのリンク

こうした情報を公開することで、サイトの信頼性が高まります。Aboutページはサイト公開時そのままになっていることも多いので、一度見直してみましょう。

Googleビジネスプロフィールに登録する

法人や店舗であれば、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)への登録は必須です。Googleビジネスプロフィールに登録する=会社や店舗が実在するということなので、サイトの信頼性が上がります。

Googleビジネスプロフィールには住所・営業時間などの掲載と共に、可能であれば口コミの投稿も依頼しましょう。口コミ投稿があることで、より企業の信頼が高まります。

構造化データのマークアップ

構造化データとは、Googleがページの意図をより理解するためのデータです。各ページに構造化データをマークアップすることで、Googleからの信頼性が高まります。

構造化データにはさまざまな種類がありますが、少なくとも以下の情報をマークアップしましょう。

  • 会社情報

  • パンくずリスト

  • FAQ

  • 記事の執筆者・監修者

これらの情報をマークアップすることで、E-E-A-Tが高まります。構造化データのマークアップ方法は「初心者でもわかるWordPressの構造化データの設定方法」に詳しいやり方を記載しています。こちらも合わせてご覧ください。

Whois情報を開示する

Whois情報とはドメインの所有者が誰かを示す情報です。Whois情報には名前・住所・電話番号などが含まれています。

ドメインを申し込むとき「Whois情報公開代行のオプション」に申し込むと、Whois情報がドメイン会社の情報になります。個人情報を隠したい場合それでもいいのですが、特に企業であればWhois情報は開示すべきです。Whois情報が開示されていることで、サイトの信頼性が高まります。

E-E-A-Tを高めて検索順位を上げよう

2022年現在E-E-A-T対策はさまざまな情報があふれており、1から取り組むとなるとかなり大変です。しかしコツコツとE-E-A-T対策に取り組んでいけば、必ず検索結果にも反映されます。

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