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ネイバーアート 自分の仕事をつくる人たちその②

身近に感じるアートを「ネイバーアート」と名付けました。
それを生み出す人はもちろん「ネイバーアーティスト」です。

Neighbor Art ネイバーアート
Neighbor Artist ネイバーアーティスト

この二つをぼくなりの読み解き方 Literacy リテラシーで、
Curation キュレーション 発信していきます。


前回お話しした「自分の仕事をつくる人たち」。

西村佳哲さんの著書の『自分の仕事をつくる』。
仕事を「自分の仕事」にできた人たちに学ぶ、働き方のデザインの仕方などが紹介されていて、ぼくはすごく影響を受けています。

西村さんの『自分の仕事をつくる』

自分の仕事をつくる人たち。ぼくにとっては、そんな人もアーティスト。ネイバーアートです。その人の仕事が「作品」に思えます。いろんな箇所の工夫とアイデアは「作品制作」するときと同じです。そう感じるようになったのは、子どもNPO法人や児童養護施設での勤務が大きく影響しています。

子どもNPO法人では、事務局スタッフのほか、アート体験や自然体験、児童クラブ等を担当。児童養護施設では、子どもたちの生活や成長、その中の課題に寄り添う支援員や農場担当として勤務。プロジェクトや団体運営、自立支援計画や日々のサポートにも、アート性・アーティスト性は必要です。アートとは関係ない業務の中にもアート性・アーティスト性をすごく感じていました。

ぼくが感じていた業務の中でのアート性・アーティスト性。今、身近に感じるネイバーアーティスト、自分の仕事をつくる人たち。それは同じものかなを感じてるんだと思います。

次回は、ネイバーアーティスト、自分の仕事をつくる人たちを紹介します。


甲斐隆児 / アーティスト、ネイバーアートキュレーター
宮崎県出身。大学で油絵を専攻。子どもNPO法人、児童養護施設、農業などに従事。福岡県で緑地保全活動等に携わり、2021年に宮崎県新富町の地域おこし協力隊として移住。アートプログラムや新富芸術祭を担当。

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