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ネイバーアート 「昔聴いた かみさま と ようかいの話」

身近に感じるアートを「ネイバーアート」と名付けました。
それを生み出す人はもちろん「ネイバーアーティスト」です。

Neighbor Art ネイバーアート
Neighbor Artist ネイバーアーティスト

この二つをぼくなりの読み解き方 Literacy リテラシーで、
Curation キュレーション 発信していきます。


7、8年くらい大原美術館理事長の大原謙一郎さんの話を聴いたことがあります。牛飼いとして勤務していた社会福祉法人が開催したフォーラムに来られ、児童福祉がテーマのイベントでしたが、芸術についての講話だったと思います。

文化、芸術等の活動をされている大原さんの講話で印象に残っているのが「かみさま や ようかいを利用しなさい」という話(正確な言葉は忘れました)。地域で何かを仕掛けるときのアドバイスとして言われていたと思います。これを聴いた時は意味がわかるようなわからないような。でも、自分の中の熱が上がるのを感じました。

かみさま や ようかいを利用しなさい
たぶん、地域の中の「みえざるモノ」のことだと思います。前に話した「アニミズム」にもつながるんじゃないかな。

そして、「神」ではなく「かみ」です。最近、この「かみ」はぼくの周りによく登場します。新富や宮崎にいると、なんとなく感じます。ぼくに絵を教えてくれるのも「かみ」です。

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甲斐隆児 / アーティスト、ネイバーアートキュレーター
宮崎県出身。大学で油絵を専攻。子どもNPO法人、児童養護施設、農業などに従事。福岡県で緑地保全活動等に携わり、2021年に宮崎県新富町の地域おこし協力隊として移住。アートプログラムや新富芸術祭を担当。

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