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掌握小説集

14
「書ける世界は人間が作ることができる(?)」 (すべてフィクションです)(´ω`)
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#SF

キカイ・ノイズ(フィクション)

トン トン 「今夜はなに?」 湯気が広がる。 「あっ、ハンバーグ?」 「そうよ。もう少しで、…

Ryuji.M
4年前
3

車好きの社員(フィクション)

「新卒が全然いない。どうにかしてくれ!」 人事担当らしき人は汗を全身に浴びている。 こんな…

Ryuji.M
5年前

フリー顔(フィクション)

「ねえ、なにこれ?」 スマホを見せながら、娘は涙目になっている。 誕生日プレゼントに買って…

Ryuji.M
5年前
2

AIサイバーwar

「警視庁が攻撃を受けてます!」 「またか!おい、弾の準備はできてるか?」 「はい。配置しま…

Ryuji.M
5年前
1

故障の原因

少し小説を。 「うーん。これはどうしようもないな。」 シュレッダーを見た修理の人が言った…

Ryuji.M
5年前
7

政府よりも企業

本を読んでいると、老人に出会った。 ー「紙の本とは珍しい。同士だな。」 彼も紙の本を持っ…

Ryuji.M
5年前
4

自動翻訳主義者へ

ー「寝耳に水だった。」 久しぶりにオロオロしている彼を見た。 「OT社のことかな」 ー「そう!」 日本と海外の常用派遣を行なってるOT社が、中東の雇用会社に買収された。 「皆、予想できてなくて慌ててるね。」 ー「予想できた口ぶりだなあ。。」 「まあ、英語やっとけという話だよ」 ー「どうゆうこと?」 「会社の会議はどんな感じ?」 ー「え? いきなりだな。 M社がVR会議プラットフォームを作ったから、絶賛利用中だ。」 「翻訳はどうしてる?」 ー「全自動翻

車のへこみ

朝起きてみると、車にへこみがあった。 契約会社に連絡すると、無料で直してくれるという。 ま…

Ryuji.M
5年前

データ・インカム

ー「最近、好きなことができるようになったんだ。データ・インカムって知ってる?」 「なにそ…

Ryuji.M
5年前
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