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美術

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美術に関する記事についてまとめています。
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#芸術

見るのが100倍オモロくなる西洋美術史 PART-12【後期ルネサンス美術】1530年~1590年

一般的にマンネリというと、「ワンパターン」だとか、「新鮮味がない」、「ありきたり」など、…

イトケン
7か月前
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見るのが100倍オモロくなる西洋美術史 PART-11【盛期ルネサンス美術】1500年~1530年

容姿端麗、運動能力抜群、人類史上最高とも言われる頭脳を持ち、かつ人類史上最高のアーティス…

イトケン
1年前
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自然の手によって切り取られた世界の痕跡 サム・フォールズの哲学

自然の煌めきと滅びのアート 壊れることは生まれることだ。絶えまない消滅と創造のくりかえし…

イトケン
1年前
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見るのが100倍オモロくなる西洋美術史 PART-10【初期ルネサンス】 1400年~1500年

美術といえば「ルネサンス」、なんて言ったら大袈裟でしょうか? とはいえ「ルネサンス」美術…

イトケン
1年前
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モネ『リアル地獄変』/狂気の天才絵師

地獄絵図を描くために、火刑で炎にあぶられ悶絶しながら焼け焦げていく愛娘の姿を目に焼きつけ…

イトケン
1年前
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見るのが100倍オモロくなる西洋美術史PART-8 〈ゴシック美術/イタリア〉  ~絵画時…

美術の歴史を知って、美術鑑賞をもっとおもしろく見てみましょうと始めたこの企画。 今回は第8…

イトケン
1年前
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静かな宣告 DIC川村記念美術館『ロスコ・ルーム』

変形七角形の部屋には仄かな光源に照らされた巨大な赤褐色の絵画が、それぞれの壁に1点ずつ展示されている。鑑賞者は静まり返った展示室のなかで、未来の墓碑のような絵画にぐるりと取り囲まれることになるのだ。 DIC川村記念美術館にある通称『ロスコルーム』。抽象表現主義の代表的な画家マーク・ロスコの作品だけを展示した、世界に4箇所のみ存在する空間の1つが千葉の佐倉市にある。 『ロスコルーム』にある全7点の《シーグラム壁画》はいずれもひどく陰鬱で沈んでおり、そこには混沌とした精神世

見るのが100倍オモロくなる西洋美術史PART-7 〈ゴシック美術〉

美術の歴史を知って、美術鑑賞をもっとおもしろく見てみましょうと始めたこの企画。 今回は第7…

イトケン
1年前
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見るのが100倍オモロくなる西洋美術史PART-6 〈ロマネスク美術〉

美術の歴史を知って、美術鑑賞をもっとおもしろく見てみましょうと始めたこの企画。 今回は第6…

イトケン
1年前
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眩しい闇 アド・ラインハート

アド・ラインハート(1913-1969)は米国ニューヨーク州バッファローに生まれました。 上の作…

イトケン
1年前
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見るのが100倍オモロくなる西洋美術史PART-5 〈初期中世の美術〉

美術の歴史を知って、美術鑑賞をもっとおもしろく見てみましょうと始めたこの企画。 今回は第5…

イトケン
1年前
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十字架の歴史 掘れば掘るほど深い磔刑図

磔刑(十字架刑)はイエスが生きていた当時もっとも残忍な刑罰でした。 張り付けられ身体はしだ…

イトケン
1年前
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『ライトニング・フィールド 稲妻の平原』 ウォルター・デ・マリア

1977年にニューメキシコ州の砂漠の一帯に作られた『ライトニング・フィールド(砂漠の平原)』。…

イトケン
1年前
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ムンクの『叫び』のモデルがかなりキモチわるい

みなさんご存知のこの絵。 『叫び』ってタイトルだから、この人が叫んでるって思ってませんでしたか? ボクは以前、そう思ってました。 実はこの人、叫んでいません。逆です。叫びを聞いて耳をふさいでるんです。 じゃあ、誰が叫んでるのかって? この絵はムンクの幻覚を描いた作品です。もともとのタイトルは『自然の叫び』だったらしい。 『自然の叫び』何だよ?ってカンジですけど、要するに聞こえたのは幻聴ってことみたいです。 なのでこの人、ムンク自身なんです! ただし、もちろんム