おおぜきりゅういち

OZEKI DESIGN STUDIO 武蔵野美術大学 建築学科研究室 助手

おおぜきりゅういち

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マガジン

  • 描くことと、紙との出会い。

    幼い頃から好きな”お絵描き”と”紙”について呟いていきます。 ここでは、たまに役に立つような立たないような、ゆるいマガジンを目指しています。

最近の記事

満員電車。

以下の文章は武蔵美のプロダクト特論(工デ)の山中一宏さんの講義のリアクションペーパーに書いたものです。 昨今の感染症で、人と人との距離を保つことが新しいマナーとして確立されています。先日国分寺に行くまでの西武線でやや混雑(座席が8割埋まる程度なので以前なら気にならなかった)している列車に乗りました。 隣の席に人が座ることに不安感はもちろんありましたが、数ヶ月ぶりの電車移動で隣に人がいる感覚が懐かしく感じ、自分が一つの現実都市の中で確かに生きていることを久しぶりに実感しまし

    • カレーうどん

      久々にカレーうどんを作った。 コロナが蔓延し、僕も自宅でしばらく外出を控える日々だ。ついこの間までは、「おおげさだなぁ」と思っている自分もいましたが、今ではいつ感染してもおかしくない油断を許さないフェーズにまできてしまった。 そう、久々にカレーうどんを作ったのだった。 家に1人でいると、やることはたくさんあるんだけど、やっぱり家だから少し退屈な気分にもなる。 いつもは汚れが気になった頃に掃除をするけれども、今では毎日拭き掃除やら、キッチン磨きをしていて心まできれいにな

      • 描くことと、紙との出会い。 vol.1

        1.じゆうちょうからノートへ幼い頃から絵を描くことがとにかく大好きだった。 幼稚園では一冊に画用紙が30枚ほど束ねられたお絵かき帳を、どれだけたくさんの絵を描き早く使い切られるかが、 私の自分の中での”たたかい”のようだったと記憶している。 そういえば、早く使い切ろうとするがゆえに同じ絵を何度も繰り返し描いてしまったり、一枚の紙に適当なクレヨンの線を殴り書きするだけの無駄遣いをして、先生にやさしく叱られた。 それからだろうか、幼少期の私は丁寧に絵を描くようになった。大

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      • 描くことと、紙との出会い。
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