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Miki Morita Recording Session in Izu Studio report1

Hi there! 梅雨真っ只中、いかがお過ごしでしょうか?降るとざっと来るのが今年の梅雨の特徴ですね。
一つ前の記事で書きましたように今回は7月初旬に行いました、森田みきさんのRecording sessionのレポートになります。みきさんが2024年から再始動するにあたってProducerとして人選から進行まで関わっていけることを大変栄誉に思っております。

本年3月頃からバンドを入れてのリハーサル、デモ作り、プリプロダクションを重ねてきた訳ですが、ようやく録音というステップまで持ってくることができまして、そしてこれもまたOld Schoolなレコーディング合宿(!)という手法を選んで、伝統ある伊豆スタジオ(旧キティスタジオですね。)に籠るというアプローチを取りました。決め手は色々あったのですが、何よりも、「ピアノがしっかりしている」「リズムトラックを一斉に録れる」という、みきさんのやりたい事、こだわりを優先した結果、伊豆スタジオをチョイスした次第です。
結果的には想像以上に良いYAMAHAのピアノ、Liveな大部屋、そしてオマケに素晴らしい年代物のNEVEのコンソールに巡り会えまして、我々の欲しいサウンドがバッチリ録れた訳で、同行してくれたエンジニアの森田良紀さんとの事前の打ち合わせでも、少し陰影のあるようなサウンドを目指して行きたいという事でしたので、まさにぴったりなスタジオだった訳です。

事前の打ち合わせ @Studio Foresta

約3日間の作業日のタイムスケジュールを組んでみたところ、録音する曲数もありまして、やはりかなりタイトな行程になりましたが、皆さん本当によく頑張ってくれて(遊びにも行かず!泣)とても充実した合宿となりました。
僕としましては、まずは皆さんのスケジュール調整という難解なパズルからスタートして、しかしなかなかこれが多忙な人達ばかりなので、かなりMission Impossibleに近かったのですが、奇跡的に3日〜4日を捻り出してセッションを遂行できたのはそれはそれで巡り合わせのようなものも感じられる訳で、今回もラッキーで素晴らしい時間となったことに感謝するばかりです。

ラージも素晴らしいコントロールルーム。
YAMAHAのピアノは鍵盤が天然象牙時代の物でした。
コントロールルームから正面
コントロールルームから上手


さてさてそんな充実の濃い3日間のRecording Sessionの詳細、データなどは、ちょっと長くなる予感がしますので、次回以降の記事に詳しく書いていこうと思います。お楽しみに!

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