ノリで決める以外の選択肢を持つぞ

今まで、大きな決断はノリで決めてきた。

今後は、大きな決断は、思考によって決めていきたい。

ノリで決めるか思考で決めるか、それを選べる人でありたい。

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留学や一人旅、就職や転職、これらは全てノリで決めてきた。

正確にいうと、ノリだけで決めてきたわけではない。
ノリで大まかな方向を決めて、思考で微調整をしてきた。

要するに、ノリが先行して進む道を決めていた。

それが悪いとは思わない。
ノリだからこそ決められたこともあったから。

でも、これからはノリ以外の選択肢を持ちたい。

選択するためには、まず選択肢がないといけない。
選択肢もなしに、選ぶことはできない。

だから俺は、選択肢をつくりたい。

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ノリ以外の選択肢とはなんだろう。
なにかを決めるとき、ノリではないものがあるとしたら、それはなんだろう。

それは、思考だと思う。

ノリと思考の違いはなんだろう。

一番違うのは、考える時間の長さだろうか。

ノリで決めるというのは考える時間が短く、
思考で決めるというのは考える時間が長いと言えそう。

あと大きな違いは、外力の影響度だろうか。

ノリで決めるというのは、外力による影響が大きい。
思考で決めるというのは、もちろん外力による影響もあるが、ノリよりは小さい。

つまり、ノリで決めるというのは、考える時間が短く、外力の影響が大きく、
思考で決めるというのは、考える時間が長く、外力による影響は小さいといえる。

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なぜ、思考で決めたいと思ったのだろう。
決断する際の方法の選択肢を増やしたいというのがあったが、では、なぜ選択肢を増やしたいと思ったのだろう。

一番大きな理由は、思考で決めないと決められないこともあると思うから。

ノリでしか決められないことがあったように、思考でしか決められないこともあるんじゃないか、と思う。

それは例えばどんなことだろう。
思考でしか決められないことというのは、例えばどんなことだろう。

ざっくりした答えだが、中長期的なスパンで見ないと結果が出ないような物事だと思う。

ノリで決めるというのは、良くも悪くも"今"に集中している。
"今"の自分のやりたいことをベースに考えている。
今の自分をベースにしているから、今の自分が満足してしまえば活動は止まる。もしくは、不満が溜まり、面倒になったときにも活動は止まる。

要は、ノリは結果(満足 or 不満足)が出るまでが早い。
数秒〜数ヶ月、長くても1年くらいのスパンで結果がでる。

それに対し思考は、"今"の自分をベースにしない。

"過去"や"未来"の自分、さらに進めば、対象も自分以外も含むようになる。
過去や未来の自分や他人、日本や世界、と言ったように、時間的にも空間的にも広がりを持つ。

結果が出るまでは早くて数年。もしかしたら自分が生きてる間に結果が出ないかもしれない。

このように、思考で決めると、視座の高い世界を対象にすることができる。

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思考で決めると、なにが嬉しいのだろう。

それは、挑戦が怖くなるなるから。

例えばなにか挑戦をして、100万円を失ったとする。

ノリで決めていると、見ている対象が狭いので、大打撃に感じ、挑戦に恐怖を感じる。

思考で決めていると、見ている期間も対象も広いので、段差に躓いた程度の衝撃しかこない。

このように、失敗の際のダメージの感じ方が違う。

思考による決定は、耐衝撃性が高い。

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では、どうやって思考によって決定するのだろう。

それはもう、考えるしかない。
考えて考えて、考えるしかない。
途中で投げ出してはいけない。

納得するまで考える。
納得しても考える。

がんばろ。

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