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スペイン語なまりの英語は「クセ」がスゴい

こんにちは、留学テラスです!

(タイトルは千鳥のノブさんのように発音してください)小声

今回の記事では、スペイン語なまりの英語について、思い出を書いていこうと思います。

また、よく似ているといわれるポルトガル語話者の英語はどうなんでしょうか?私の体験したことを綴っていますので、暇つぶしにどうぞ♪

「巻き舌」英語を話すスペイン語話者

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私は2019年の1月にマルタへ留学しました。

マルタはヨーロッパ圏内なので、ヨーロッパ大陸や中南米からの留学生が大勢やってきます。

なかでも、スペイン語を母国語とする、スペイン人や南米のコロンビア人が多く見られました。

私が在籍していたクラスにも、スペイン人が1人、コロンビア人が2人。

彼らが話している英語をはじめて聴いたとき、私はスペイン語を聴いているのか?と錯覚するほど、強烈な巻き舌を感じました

特に単語中の「R」「L」の発音は顕著です。

・more(モア)の発音が、モル
・all(オール)の発音が、オル
・will(ウィル)の発音が、ゥル
・for(フォー)の発音が、フォル

となります。ルと書いている部分が巻き舌です。

「more than」が「モルザン」になるんですよね(笑)

最初「モルザンって何!?」と眉をひそめたのですが、会話の流れでmore thanと言っていることに気が付きました。

しかも、全体的に早口で抑揚がありません。これは、スペイン語が早口な言語であることに起因するようですね。

同じスペイン語話者である南米のコロンビア人と比べると、スペイン人の方が巻き舌感が強く・話すスピードも速かったように感じます。

やはり、本家だからでしょうか(?)

他にも、会話という単語「Conversation」は、英語だと「カンバセーション」と読みますが、スペイン語話者は「コンバルセーション」。パーセント(Percent)は「パルセント」と発音していました。

最初のうちは、頑張って頭のなかで「英語読み」に変換する必要があり、大変でした(笑)

2019年に開催されたダボス会議(世界経済フォーラム)で、スペイン大統領(ペドロ・サンチェス氏)が英語でスピーチしています(2:00~)。

ぜひ、スペイン語なまりの英語を体験してみてください。面白いですよ!


あれ?ブラジル人の英語はきれいなの?

ここまで、スペイン語話者の英語は「クセが強い」と書いてきました。

皆さんご存じのように、中南米では多くの国でスペイン語が話されていますから、コロンビアやメキシコ、アルゼンチンやチリ人の英語には、ちょっとクセがあることになります。

しかし、南米で一番大きな面積を誇るブラジルでは、ポルトガル語が話されています。

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マルタは南米から近く、物価がアメリカやイギリスよりも安いので、ブラジル人も多く留学にきています。

私のクラスにも、ブラジル人が3人もいました。

クラスメイトのブラジル人女性いわく、スペイン語とポルトガル語は非常によく似た言語のようで、「スペイン人やコロンビア人が(スペイン語で)何を話しているのか、だいたい分かる」そうなんです。

スペイン語の方言がポルトガル語、みたいな感じ。

だから、この話を聞く限り「ブラジル人も巻き舌がすごいのかな?早口なのかな?」って思いますよね。

でも実は、そうじゃないんです。ブラジル人の英語の発音はキレイで聞き取りやすかったんです。

その理由は「ポルトガル人のポルトガル語」と「ブラジル人のポルトガル語」に違いがあるからだ、と私は考えます。

ブラジルでは一つ一つの単語をはっきりと発音しますが、ポルトガルではより閉鎖的で、はっきりとしない発音をします。 ポルトガル人は、ブラジル人のように単語全体をはっきりと発音しません。
引用元:https://www.tandem.net/ja/tutor-tips-difference-european-brazilian-portuguese

ブラジル人は単語をはっきりと発音するため、流れたり、早口になりにくいのでしょう。

一方、ポルトガル人は隣国スペインの影響を濃く受けて、早口だったり、抑揚がなかったりするのでしょう。

残念ながら、現地でポルトガル人には遭遇しませんでしたが、おそらくスペイン語のように巻き舌風になるのでは?と思っています。

ポルトガル人のお友達がいらっしゃる方、ぜひコメント等でおしえてください!


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