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留学先で日本人の友達を作ってはいけないのか?

皆さんこんにちは!留学テラスです。

留学中は見知らぬ土地で、自分がしている事が果たして正しいのか、日々不安になります。周りを説得して、自分で決めてここへ来たのに、自信喪失して「帰りたい」と思うこともしばしば。

そんな時にふと思うんです。同じ悩みを持った、日本人学生がいたら、どんなに分かり合えるかなと。しかしここまで来て結局日本人とつるむのか?と葛藤する人もいるかと思います。

今回は、留学先で気になる話題、「同じ国の友達を作っていいのか」という問題についてお話ししたいと思います。

長期プランで見ると日本人の友達ができると精神衛生上良い

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留学に来て日本人の友達を作るのは、個人的にはおすすめしています。というのも、留学を長期プランで見た時に、精神衛生が良い状態に保たれるので、留学自体が長続きすることが多いんですね。

例えば、学校の雰囲気が良くなくてクラス替えを依頼するか悩んでいる時、周りのレベルが高すぎてついていけず落ち込んでいる時、行きたいレストランがあるけど1人で行くのを躊躇する時など。

日本にいる友達に相談したとしても、留学を体験している人がそもそも少なくてあまり参考にはならなかったり、親に相談しても世代が違ったり、親から子へのアドバイスに偏ってしまったりで、なかなかわかってもらえなかったりしますね。

そんな時、英語が既に話せるレベルで、他の国からのクラスメイトと難なくコミュニケーションが取れるなら困らないかもしれませんが、そもそもそれだけ話せるのならそもそも留学していないわけで、ストレスなく言いたい事、困った事を表現するには日本語同士が有難いんですよね。

私がもう一人の筆者と出会ったのも実はマルタ空港で、それをきっかけに、マルタ滞在中は学校が終わったら、時々散策に出かけたりしていました。

当時はIELTS特訓クラスにいた私ですが、(当時のレベルはIELTS5.5)、周りのクラスメイトがとりあえずレベルが高すぎて、授業についていけず悩んでいました。イタリア人のイケメンの男の子と、日本人の女の子と、コロンビアからの気の強い法律家女性、トルコからの女性教師の小さいクラスで、先生もスパルタ。

そのクラスの日本人の女の子はびっくりするくらい英語が話せていたので、「きっと私の悩みを言ってもわかってもらえないかも。」と劣等感を感じて、最初のうちはあまり話せずにいました。

そんな中で、違う学校で勉強しているもう一人の筆者の存在は本当に貴重で癒しだったんです。学校が違えばクラスメイトの国の配置や、先生の雰囲気、ルールも全然違うので、自分の狭い悩みから抜け出すことができ、明日も頑張ってみようというモチベーションにつながりました。

1人でくよくよして、辛い留学のイメージで終わらなかったのは、あの時空港で声をかけてくれた筆者のおかげだと思っています。

日本語だとひそひそ話が公共の場でしやすい

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同じクラスメイトと話をする際のコミュニケーションはもちろん英語だし、外食していても聞こえる言語は英語。

「こういうクラスメイトがいてさ。授業妨害にも見えるんだよね。」

とか

「学生寮の生活こんな感じなんだけど、共同のお風呂の使い方が、こんな感じで困ってるんだよ。」

とか、少しデリケートな話は公共の場ではしづらいものです。

そんな時、日本語というのは強力なパスワードになり、どんな大声で話していても、読み取られることは少ないのでヒソヒソして話す必要はありません。

(ジャパニーズアニメが好きで日本語が上手な人が時に交じっているかもしれませんが・・・まれです。)

ということで違う言語は武器になります。

【注意点】同じ学校の同じクラスの日本人とは付き合い方を考えて

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とはいえ、日本人と接触する際に気を付けたい注意点もあります。

同じクラスの日本人とは休憩時間も英語で話す事!です。

クラスで常に一緒でも、休憩時間は英語で話すように心がけたいところです。二人で日本語で話していると、他のクラスメイトが話しかけてきづらいので、英語で話す機会が少なくなってしまいます。

放課後は、ブラジル人はブラジル人と、トルコ人はトルコ人とグループ行動しているのをよく見かけますが、放課後は好きにしたら良いと思います。

常に英語で会話しているのが理想ですけれども、学校で目いっぱい集中したら、息抜きする必要もありますよね。ストレスすぎる環境だと続かないんです。

なので、学校では英語、息抜きで散策する放課後時間は母国語で!など自分のルールを作ってみるとメリハリがついて英語学習が継続します。

日本人との出会いは付き合い方次第で良くも悪くもなる

せっかくの留学、英語を学ぶことが最優先ですが、長期プランで見て継続させるためには、日本人の存在は貴重です。辛い時は励ましあい、だからといって英語学習を妨害するような馴れ合いになりすぎない関係が大切です。

そんなきっかけが空港での荷物を待っているタイミングでしたので、皆さんもいつなんどきどこで、日本人のつながりができるかわかりませんから、目の前の縁を大切にしたいものですね!



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