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英語を流暢に喋れなくても、英語を使った仕事はできます

こんにちは、留学テラスです!

英語を勉強中の社会人のみなさん、英語力に自信はありますか?

4年前の自分に同じ質問をしたら、堂々と「No」と答えるでしょう(笑)

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私の場合、4年前は本当に英語を喋れませんでした。英語に対する自信なんか、まったくなかった。(むしろ今も自信はない)

そんな英語をしゃべれない私でしたが、英語を使った仕事を納期通りに終わらせるという経験をしました。

もちろん、英語を流暢に話せた方が良いです。

しかし、英語を使った仕事の成功度は、英語を流暢に喋れるかどうかで決まるわけではないと思います。

結局、仕事はコミュニケーション。ただひたすら、相手と心を通わせる。

相手の気持ちになって考え行動すると、英語が下手でも、それが伝わって成功に結び付くんです。

【悲報】英語をほとんど喋れない私がブリッジSEとなる

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2016年の年末から、海外の人と協力してシステムを構築する案件が始まりました。私の役割はプロジェクトリーダー(+PMO)兼ブリッジSE。

ブリッジSE(ブリッジ人材/ブリッジエンジニア)とは、ITのスキルだけでなく言語や文化など両国間(例えば中国と日本)のビジネス習慣を熟知し、間に立って円滑に業務を進められるよう指示できるSEのことです。 SEの能力に加え、プロジェクトマネージャーとしての能力、そして言語力が求められていることが分かります。さらに、開発パートナーの指導、教育、管理が行える人材であれば、納期の厳守に加え、高品質なシステム開発が期待できます。(引用元:オフショア開発.com

上記の内容から、海外とのやり取りで、いかにブリッジSEが重要なポジションなのか、お分かりいただけると思います。

その前からブリッジSE的なことはしていたし、ネイティブではない国と英語でのやり取りはしていましたが、直接海外に行ってプロジェクトの協力を仰いだり、説明したりするのは初めてでした。

この当時はTOEICが新形式に変わったところで、スコアは600点台。しかも、英会話スクールに通う前だったので、ほとんど英語は喋れない。

それでもブリッジSEだから(笑)強制で海外出張に行くことになりました。

で、あえなく撃沈(笑)詳細は以下の記事を読んでください(笑)

この後、もう英語嫌だ!と思ってました(笑)

【資料とメールだけで】根性でやりとりした1年間

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撃沈した海外出張のあと、プロジェクトがスタートしました。

個人的には英語イヤイヤ期(笑)でしたが、私はプロジェクトリーダーなんで、客も会社も待ってはくれないんですよ…。

しかもブリッジできる人が私しかいなかったので、それはもう頑張りました。

本来なら、進捗確認・情報共有などをテレビ・電話会議で行うのでしょうが、相手も別案件が忙しく時差の関係もあって、テレビ会議はほとんどありませんでした。

その代わり、相手に理解してもらえるよう、丁寧に説明資料を作成し、課題管理表・質問シートを作成。

課題のステータスをこちら主導で徹底管理し、根気よくメールでやり取りし続けました。

ウザイほどスケジュールを送り、何度も「終わってないよ?まだ?」と催促しました。(海外の人はだいたい守ってくれないからね)

おかげで、こちらの思惑通りのスケジュールで仕事が完了。無事にシステム稼働となりました。

と、カッコよく書いてますが、英語を喋ることから逃げてただけなんですけどね(笑)

英語を流暢にしゃべれなくても、コミュニケーションは取れる。分かってもらえる。

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この案件をしながら、私は英会話教室に通いました。だけど、週1とか隔週で英語を喋ったところで、劇的に英語を喋れるようになるわけではない。

それでもインプットできることはやったし、アウトプットもした。習ったことで活かせることはメールや資料に落とし込みました。

英語を流暢に喋れる人なら、電話一本5分で片付くことも、私には1時間・2時間かかりました。

でも、大きな遅延やバグもなく、プロジェクトを終わらせることができました。もちろん、相手がプロジェクト内容を理解して、課題点をしっかり潰してくれたから成功したんです。

ここで私は初めて気が付きます。英語は完璧じゃなくてもいい。学校で習ったような下手な文章でも、相手が理解してくれれは問題ないんだ、と。

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結局、言語にかかわらず、仕事ができるかどうかは、根本的な思考やコミュニケーション力によります。

たとえ英語が流暢でも、仕事ができない人もいます。

だから、英語ができない・流暢に喋れない・まだ完璧じゃないといって、英語の仕事を避ける必要はありません。

あなたが持っている他の能力で補えばいいんですよ。

(きっと、もう一人の筆者もそんな体験をしているはず^^)

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