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留学の目的と「英語」

こんばんは。綺麗な朝焼けの写真を載せました、ニュージーランドに留学中のなっさんです。このブログを開いてくださり、ありがとうございます。良ければ最後までご覧ください🙂

月一くらいの投稿にしようと思っていましたが、ブログの面白さに気づき初めております。不定期で投稿したいと思います!

留学して2ヶ月が経とうとしています!「もう」2ヶ月と「まだ」2ヶ月という両方の気持ちが入り混じって複雑な感情です。正直日本に帰りたい気持ちももちろんあります笑

しかし、まだ6ヶ月。半年あります。頑張らないと。。。!

ということで今回は、私の留学に対する思いや覚悟を再度奮い立たせるがために、私の「留学の目的」について話していこうと思います。少しでも参考になれば嬉しいです。


私の留学の目的はいくつかありますが、今回はその一つ、「自分の将来の職業のため」について話していこうと思います。


自分のなりたい職業はズバリ、英語教員です!


そう、いたって単純なんです。ベラベラに英語を話せる教員になること、これが私の留学の目的に1つです。

私は中学校のころから英語の先生になりたいと思ってました。高校のころもその気持ちは変わらず、大学は教育学部に進学。授業なり教育実習なりで体系的に教育という学問を勉強する中で、自分の中のなりたい教師像が明確になっていきました。

教師と言っても、進路指導や生徒指導、学級、学校運営など、様々な場面で様々なスキルが必要になってきますが、「授業での教科の指導」という観点から考えたときに、「英語が好きで、英語に自信があり、英語を通して異文化理解(=自分とは違う他者を寛容的に受け容れること)の大切さを教えることができる教員になる」ことが自分の中での理想の教師像として浮かんでくるようになりました。

しかし、私には海外経験も無ければ、英語も「まあまあできる」程度だったので、自信があるとは言えませんでした。

なんといっても「英語が好きかどうか」なんですが、、、正直、私は英語は好きではありませんでした!つい最近まで笑

私は元々教員になれればなんでも良くて、教科はなんでもよかったのです。「強いて言うなら英語かな」という感じで、なあなあな気持ちで大学で英語教育を専攻しました。

つまり、自分の中での優先事項が「教員>英語」だったのです。

特に得意教科も無ければ苦手教科もなかった私。本当に意味がわからないくらいクソ真面目だったので、捨て教科なんて作らずに国語も理科も、まんべんなくやる完璧主義の人間でした。ずば抜けて得意な教科は1つもありませんでした。好きな教科も、、あ、体育は大好きでした笑


大学はなにか自分の好きなこと、興味のある学問を専攻して自ら学ぶ場所。入学当初の自分は、専攻した「英語教育」に対するモチベがあまりありませんでした。


しかし、(確か)大学2年生のとき、気がつきました。
英語は学問ではない。ただの「言語」に過ぎない。ということです。


この瞬間私は「英語って自分にとって最高の手段、武器なんだ」ということに気づきました。

今まで特定の教科や学問に強い関心を持ってこなかった私。でも、英語を「何かの学問を学ぶための手段の一つ」と考えることで、自分は英語という武器を身に付けて将来興味のある学問に突っ走っていけばいいと前向きに考えるようになりました。

例えるなら、目の前にあるたくさんの料理(学問)たち。なにを食べようか(何を学ぼうか)悩むより、自分の手に持っているスプーン(日本語)だけじゃなくて箸(他言語)の使い方を学べば、上手く食べられる(学べる)料理(学問)が増えるかもしれない。
(↑例えが下手ですね笑)

私はこの可能性に賭けているのだ、箸の持ち方を学んでいるんだと考えると、これからの学びの可能性が広がってる気がしてワクワクします!

実際最近は、学校の課題で英語の論文や学術誌、本を読むことが多く、英語がわからなかったら知らなかった知識がたくさんあるな、やっぱり英語は学びの最高の手段なんだということを身をもって体感しています。


しかし、英語の論文だろうがなんだろうが全部日本語にその都度訳せばいいやんと思う方もいるかもしれません。

確かにそうです。今や翻訳機能がある時代。他言語は学ばずとも、上手くやっていける世の中なのです。


しかし、「英語」という武器があれば、、、、
例えば論文や本などを検索するときに「自分の興味ある分野の本、日本語で書かれたもの、なかなか良いのがないな。よし、英語で調べてみよう」というように、「英語で~してみよう」と新たな「手段」に簡単に切り替えることができます。これは翻訳機能ではできないこと。

わかりやすい(にくい)例をあげると、スプーンでラーメンを上手に食べられないから箸に持ち変えるイメージ。自分の持っているものを持ち替えて対応することです。そのままスプーンで食べるより効率が良いですよね(何より麺が伸びることなくおいしく食べられる🍜)

この、「英語で~してみよう」という考えを身に付けるだけで世界が変わると思うし、これが学校で英語を学ぶ1つの目的だと思います。将来教員になって生徒に「先生なんで英語勉強しないといけないの?翻訳あるから要らなくね?」って言われたら、このことをその生徒に教えてあげようと思っています。

「英語」を学問と捉えるのではなく、自分を成長させる、自分の世界を広げてくれる1つの手段として捉えること。
このことを知って、ようやく私は英語が大好きになりました。


あと6ヶ月。この武器をさらに磨き、英語を「最強の相棒」にしたいと思います。

ニュージーランド、楽しむぞー!




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