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自力でピラミッドまで行く旅11エジプト・アブシンベルまで移動編

2019年8月24日〜9月8日、我々鮎沢とサバオは自力でピラミッドを目指しました。訪れた国はトルコ、ギリシャ、エジプト、ロシア。せっかくなので旅行記をまとめます。

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8月30日、今日はカイロからアスワンに飛びアスワンから公共のバスでアブシンベルを目指します。4:10起床です。シンタグマ広場まで歩き、空港バスに乗ります。6ユーロ。

5:30アテネ空港着、7:00に飛行機に搭乗しました。機内食はほうれん草のパイと蜂蜜ヨーグルトでした。

パイは異様に薄味でした。ヨーグルトが美味しかったです。

8:30カイロ空港到着でした。エジプトはビザが必要ですが、到着口から入国審査までに沢山ある銀行(?)の窓口に25米ドル払えばシールがもらえます。このシールをパスポートに貼ればOKです。入国審査は無言でパスでした。

噂には聞いていましたが、出口から出るとタクシーの客引きが押し寄せます。しかし我々は空港から出ずにアスワンへ向かうので総スルーでした。そこまでしつこくはないですが、世界三大ウザイ国を実感しました。

アズワン行きまで暫し休憩です。サバオがトイレに行ったのですが、びしょ濡れで帰ってきました。トイレを流すボタンと間違えて何かの水栓を捻ったようでした。ボタン、結構強く押さないと流れないんですよね。

空港の両替所でエジプトポンドに両替します。80米ドルを1320エジプトポンドに替えました。良レートです。財布がパンパンになりました。

次にsimカードを購入します。この旅行用に買ったものはエジプトだけ使えないので、別で買わなくてはなりませんでした。10GBで250ポンド、格安です。

いろいろ下調べをしているとお金が足りなさそうなので、3万円両替しました。札束がきました。

待ち時間でアラビア数字の勉強をしました。我々が普段使っている数字と似ているところもあり楽々マスターできました。これ、覚えた方がいいです。絶対役立ちます。そうこうしているうちに搭乗時間です。

13:15カイロ発エジプト航空アスワン行きです。セキュリティーチェックが3回もありました。厳しめです。

機内からの眺めは砂漠ばかりでした。ようやく砂漠地帯に来た実感が湧きます。

14:45アスワン着。アスワン空港からは公共交通機関が無いため、移動はタクシーのみになり、タクシーの熾烈な客引きを受けます。どのタクシーもメーターなんか無いので、値段の交渉から始まります。ここでいかに穏やかで善良そうなタクシーを選ぶかが大事です。我々はそれを失敗しました。

我々はアスワンの街ではなくバスターミナルを目指します。300ポンドのところを250ポンドまで値切ってタクシーに乗り込もうとしました。が、その車は全然タクシーっぽくないいかつい車でした。シートが虎柄なんですよ!

我々を乗せたタクシー(?)は音楽を爆音で鳴らしながらクラクションで全ての車に威嚇して疾走していきます。車線の概念は無いようです。あぁ、選択を誤ったな、とひやひやしました。

15:30、爆音爆走タクシーは無事アスワンのバスターミナルに着きました。バスの目の前で「このバスだ。17時に出る」と教えてくれて250ポンドぴったりで去って行きました。意外と親切。

さて、バスのチケットを買います。小さな窓口があって、そこで買えます。

下調べでは60ポンドでしたが、70ポンドと言われました。値上げしたのか盛られたのかは謎です。

水を買って17時までバスの前でひたすら待ちます。気温は41度だそうで暑さでぐったりします。それにハエが多く何をしててもたかってきます。現地の人は慣れっこですが意外とストレスです。日本から持ってきた虫除けスプレーを服や帽子に吹きかけてやり過ごしましたが、効果は気休め程度でしょう。

17:00、無事アブシンベル行きのバスに乗ります。

座席は自由との情報がありましたが、指定でした。チケットをよく見るとそれらしいアラビア数字がありました。覚えたての知識が役に立ちました。バスは古めですが、空調も効くし快適でした。

21:15、バスを降ります。あたりはもう真っ暗です。ご飯を食べるところもなさそうなので、売店で25ポンド分お菓子を買い食料とします。ホテルまで歩いて30分くらいかかりました。

泊まったのはネフェルタリホテルアブシンベル。

到着が遅かったためカード払いができず現金で100米ドル払わなくては行けませんでした。痛い。でもホテルの部屋は広くて、古いですが綺麗でした。

買ったお菓子を広げました。ポテチが安定して美味しいですね。

明日は早起きしてアブシンベル神殿で日の出を迎えます。

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