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執筆文字数が安定して20万文字を超えたサークル主が、鈍器本サークルを目指すまでの話(決意表明編)

前置き&挨拶

どうも、はじめましての方ははじめまして。こんにちはの方はこんにちは。

普段は仕事でイラストや漫画を描いている、清水義鷹と申します。
趣味では一次創作(オリジナル)の同人誌とか作っています。

私の事に関する詳しい事はサイトの方を見て頂ければわかると思うので、名刺代わりにリンクをぺたり。

今回は、まぁ、タイトル通りなのですが(ラノベみたいなタイトルをつけてしまった恥ずかしい……! とか思いながら)「執筆文字数が安定して20万文字を超えたサークル主が、鈍器本サークルを目指すまで」という感じのことを書いてみようと思います。

2023年、11月現在、出した鈍器本はまだ1冊。
ここから鈍器本サークルへの道をのぼるのだ……! というある意味、意思表明みたいな記事です。

(今回は、そんなに役立つノウハウとかないです……ノウハウ系の記事もまた書きたいデス)

(※鈍器本……鈍器みたいに分厚い本、と言ったような意味で使っています。正式なニュアンスは詳しくないのですが、この記事では立てて置いたら自立するくらいの本を指して使っています)

普段どんな本を出しているのか?

当サークル「浪花天使」がどんな本を出しているかと言うと……。

主にライトノベルっぽい、こんなのとかです。

一番上の本は分厚い鈍器本。他の2冊は比較的薄い本です。

一応、『こことわ』シリーズ1巻の第2版を春に出すことが決まっています。2巻目の原稿は一応できているので(というか4巻くらいまでできているのですが)早く出したいですね。

薄い2冊は、当初分厚い全話入りで出す気でいたのですが、分厚い本ばかり作っているのもなぁ、と思って短話収録で出した分です。
今思えば、全話収録で出していてもよかったなぁ、と思ったり……(理由は後述)

最近の悩み……文章量が多い!

最近、春を目安に発行しようと思っている某原稿を書いているのですが。私の書く文章、まぁ、量が多いのです……。
はじめて出した文章同人誌が背は背幅2cm(400ページ弱)だったくらいなので、たぶん、平均よりも長ったらしい文章&話を書くのだと自分では認識しています。

処女作が17万文字、次に書いた作品が16万文字強、その後、19万文字を経て20万文字の大台に乗り……。
不思議と、このころはただ書くのが楽しかったので、文字数が多いとか思わなかったんですよね。不思議です(今考えると頭おかしいです。笑)

(短編の企画書が中編になり、中編の企画書が長編になり……みたいな話を、冲方丁先生が何かの雑誌でしていらっしゃるのを見た記憶があるのですが、なんというか、それを見た私は勝手な親近感を抱いていました。笑)

自分が公募に出せない理由が「長い話を書きすぎて、尺的に出せる公募がない」から。でも、同人誌ならそんな制約ないし……と思って書いてきたのです。でも、それでもさすがに長いわ、と思い始めたのは、原稿の文字数が安定して20万文字を超えたくらいからです。

……あ、長いわ(やっと気づいた……!!!!

ならどうするのか?

鬼頭莫宏先生の漫画『なるたる』の中で、「自分に合わせて世界を削るか、世界に合わせて自分を削るか」みたいな名言(?)があるのですが。
この場合、それにあてはめれば「文章量を削るのか、このまま我を通して長い文章を書き続けるのか」ってことですよね。

自分は、文字が読めれば読めるだけ幸せなタイプの本の虫なので、「好き」を形にする同人誌では文章量を削る気はあまりないなぁ……と思っていて。
普段、読書をするときにもついつい分厚い本を好んで買いますし、京極夏彦先生のサイコロ本は大好物だし……。

たぶん、世の中には一定数、そういった「分厚い本が好き」な人種がいると思うのですよね。

ならば、「分厚い同人誌が読みたい」層もいるのではないか!?

サークルカットに「鈍器本あります」と書けるようなサークルを目指す

ここで「もう、鈍器本ばかり作るっきゃない」という結論になりました。

スペースに鈍器本ばっかり並んでいたら、圧巻じゃないですか……!? 少なくとも、私はそんなサークルがあったらすぐに駆け寄ってチェックしてしまうと思います。

自分の好きを形にするのが同人誌のあり方なら、鈍器本ばかり作ってもいいじゃない……!

今までの自分の悩みを、解決するアイディアを得た気がする瞬間でした。

最終的に、サークルカットに「鈍器本あります」と安定して書けるサークルになれたらいいなぁ、と思います。

というわけで

2024年の目標は「鈍器本をたくさん作ること」。
約束してくれるかな? いいとも!!

(脳内で流れる『いいとも』の音楽……って、一定世代以下の方わかんないぞ!?笑)

2024年参加決定イベントの告知とか

  • 2024/01/07 もじのイチ~なんのへんてつもない一次創作文芸同人誌即売会~#1

  • 2024/01/14 文学フリマ京都8

  • 2024/05/19 文学フリマ東京38

上記のイベントに、サークル名「浪花天使」で参加確定です。
1月の2イベントにはまだ鈍器本は少ないですが、5月以降のイベントでは数種類の鈍器本を配布できるように頑張りたいと思います。

鈍器本好きなかた、ぜひぜひ、立ち寄っていただければ。

おわりに

というわけで、「執筆文字数が安定して20万文字を超えたサークル主が、鈍器本サークルを目指すまでの話(決意表明編)」でした。

ほんと、「好き」を形にする同人誌ですが、できれば多くの方に読んでもらいたいのも事実で。その辺りをどうバランスをとっていくのか、本当に悩みがたくさんありますね。

noteで、他の方の創作に対する考えを読んで、自分もちょっと「こういうこと悩んで、こういうことかんがえたー!」というのを発信してみたくなった次第でした。

次くらいには、またノウハウ系の記事をアップしたいなぁと思います。


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