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山中の「小山田邑」について
先日、三重県伊賀市の式内社、阿波神社に参拝した。
後で知ったのだが、この地は、仲哀天皇が橿日宮で崩御の際、斎宮を造られた場所であるとされている。
たしか、仲哀天皇は九州で崩御されたような…。こんな山の中にわざわざ運ばれたのか?九州にも伝承地はあるが、こんな場所にあるのはなぜだ。この地の豪族・阿波君の祖神である息長田別命(倭健命の子)を神功皇后=気長足姫尊と間違えたか?いずれにせよ、考えるに値する事柄かと…。
○阿波神社
三重県伊賀市下阿波879
祭神;稚日女神、猿田毘古命、火産霊命
(合祀)菅原道真公 他15柱
社格;式内社 伊賀国山田郡
旧郷社
この地は、息長田別命を祖神とする阿波君の地である。また、中世には阿波越後という人が阿波国・杉尾白鬚神を合祀したため、江戸期には杉尾大明神と称されていた。
覆屋がめちゃくちゃ大きい。
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