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Edo All United CEO 就任あいさつ

1.初めに

本田圭佑さんが立ち上げた「Edo All United」(以下「Edo」)というサッカークラブチームはご存知ですか?

とてもユニークなチームで、いわゆる企業スポンサー費用を原資としたFCとは異なり、月会費1万円~5万円のオーナー会費により運営されるサッカークラブチームです。

会員数は現時点で200名程度。1年でこの数字。「ビジネス」としてすごい数字。

GMには乙武洋匡さん、監督に武井壮さん。選手の中には編集者として有名な箕輪厚介さん。他にも著名な会員として西村博之さんや、有名ビジネス系Youtuberのマコなり社長なども。有名起業家なども多数いたりします。

また会員全員が「オーナー」であることから重要な意思決定は「選挙」で行われます。一般的な会社組織と異なり、重要役職の人選や選手採用も選挙で行うことから、なかなか「カオス」な組織です笑

そんなカオスを「他人事」として楽しんでいた私ですが、紆余曲折を経て、CEOに就任しました。

2.2CEO制への移行

 2021年1月からEdoはそれまでの一人CEO体制から、二人CEO体制(2CEO制)に移行。CEO選挙の結果、奥山・湯浅の二人体制に移行することになりました。

通常のFCは、「クラブとして」の経営・マネージメントをしていけば足ります。いわゆる「会社」っぽく運営するのが普通だそうです。

監督は現場における決定権を持ちながら選手を強化。ビジネスとしての運営や選手のリクルーティングなどはGMが行う。その他、各部署や役職者が配置され、上司部下の関係の中で物事を進める。

これが普通のサッカークラブです。

でも、Edoは違います。Edoでは、重要な意思決定や、重要ポストの人事は数百名のオーナー(ズ)による「選挙」によって行われます。

そのため、通常の「クラブ経営」に加えて、オーナーズによる意思決定をどうマネージメントするかが必要になります。昨年は、この点に気づくことができず、様々な課題が生じても解決するための打ち手が少なかったというのが正直なところです(その「カオス」な状態がエンタメとしてはとても楽しかったんですけどね笑)

そんなこんなで2021年。昨年の反省を踏まえて「クラブ経営」と「オーナーコミュニティ」を分けようと。それぞれにCEOを置く2CEO制に移行しようという運びに。細かいところを割愛すると、ざっくりこんな経緯でした。

3.サッカーを知らない僕がCEOに

ところで、この度、オーナーコミュニティCEOに就任した僕ですが、実はサッカーをよく知りません(爆)。

性格的にもスポーツマンとは程遠く、、、アウトドアな活動よりは自宅に籠ってゲームするタイプです。というか、むしろスポーツ苦手だし、スポーツ好きの友達なんて人生でいたかなぁというレベル笑

そんな人間でもEdoではCEOになれるんですよね。客観的にみて、これはいい意味でやばいですよね。本当に新しい組織像だなぁと思います(当選の経緯とかは今回は割愛。機会があればどこかで)。ほんと相変わらずカオスな組織だ。

ちなみに、CEOになった経緯を一部話すと、もともと僕はひろゆきさん(西村博之さん)がオーナーコミュニティCEOに就任すべきと主張したんですよね。本田さんからは「じゃあ説得してみてください。たぶんやらないっすよ笑」と言われましたが、黒子に徹したいタイプの僕はひろゆきさんの説得を試みました。

しかし、さすがの論破王(?)。気付いたら、「湯浅やれ」的な状況に。
※「その代わり、僕が当選したら、ひろゆきさんには僕の補佐してもらいますよ。めっちゃ働いてもらいます」という条件をもぎ取ったのは快挙。自分を褒めたい。実際、補佐に就任してもらいました。

いろいろ悩んだり友人に相談した末、腹を括ったので「じゃあやってみるか」とダメもとで立候補。ありがたいことに当選したという流れです。

4.CEOとして何をするのか

これはオーナー(ズ)向けの文章ですが、Edoには多種多様な価値観、環境の人がいます

ゴリゴリ強いチームを作りたいという人もいれば、仲良くワイワイと自分たちのペースでやりたい人。

プライベートの時間をさける人もいれば、あまり時間をかけられない人

几帳面な人、ゆるゆるとやりたい人。

いろんな人が、他人をリスペクトしあいながら、民主主義的なプロセスを経て物事を決定していく。それがEdo。

EdoはFacebookの非公開グループをコミュニケーションツールとして利用しているのですが、トップページには以下のようなことが書かれています。

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図1 Edo All Unitedのサロントップページ

今は「カオス」状態。僕から見ていても上記のようなルール/文化が全メンバーに浸透しきっているとは思えない、というのが現状です。議論が熱くなりすぎて、少し語気が強くなってしまったり、自分の意見が通らないことで不満を感じることがあったり。

でも、これってすべてEdoに対する愛情の裏返しなんですよね。すべては愛情が強いうえの行動だったりします。

僕の役割はこの愛情表現を、もっと良い形に昇華することなのかなと思っています。

そんなこともあり、これからの活動をまとめていこうと思いnoteを始めました。

サッカー知らない人間が、サッカークラブのCEOとしてどこまでやれるのか、ある種の社会実験だと思い楽しんでくれると嬉しいです♪


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