プロミシング・ヤング・ウーマン観ました。

ある事件をきっかけに、未来のある女性がドロップアウトして病み、復讐するというお話。

暗い話のようですが、テンポよく、割と明るく展開します。

トラウマを抱えつつも、ごく普通の両親に心配され、一時はまっとうな彼氏もできたのになぁ…。

あの彼氏のセリフは相当面白いですね。「今日は、コーヒー、つばなしでお願いします」とか(見ないと、この意味は分かりませんが)。

勿論、これは映画のお話なのですが、リアルでなければ説得力はないと思うので、アメリカの医大でも、酒飲んで乱痴気騒ぎ、しかも悪質なものがあったりするのだろうなぁ、と想像します。しかも、日本と違って、向こうはすぐにドラッグもやっちゃったりするしね。寮生活では、クラブのようなものがあって、結構排他的だと聞きますね。

女性にとっても、男性にとっても、お酒は気を付けないとですね。盛り上がるのはいいんだけど、越えてはいけない一線を守るのが重要ですよね。「若気のいたり」ではすまいこともあることを考えさせられます。

それはともかく、最後のエンディングはなかなかびっくりですが、それでも、明るく軽快に終わるので、見終わった後はさわやかです。

しかし、「あーっ、楽しかった」とすっきりするわけではなく、その後も、色々と考えさせられる映画です。自分も学生時代にさんざん飲み会をやっていただけに(女性はおらず、先輩後輩関係の泥臭いものでしたが)、様々な教訓を得ました。これから酒飲んで騒いだりする若い世代に観てほしい映画です。

こういう微妙な、余韻のある映画を作れるのもアメリカ映画界の幅の広さ、実力の現れと思います。

★は3つです!

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