上辺のテクニックではなく…

今日、とある大きな展示会で研究室の卒業生のプレゼンを聞く機会がありました。その人は入社3年目くらいだから、上手にプレゼンできるのは当たり前なのかも知れませんが、とても堂々としていました。そもそも、あれだけ大きい会社のプレゼンを任せられるだけの実力が、その人にはあるのだと思います。会社に入れば上手にプレゼンするテクニックも習いますし、お手本となる先輩社員も多くいます。でもその実力がないと、幾らテクニックを習っても薄っぺらいなプレゼンになってしまいます。大学や大学院では、プレゼンのテクニックよりはもっと本質的なこと、例えばプレゼンで喋る一つ一つの言葉の意味や説明する事柄の原理などをしっかり学ぶことが大切なのかも知れません。やはり自分で学ぶ力こそが、その人の実力の有無を左右するのかなと感じました。

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