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保育士とジェンダーについて~ソーシャル福祉職人ゆきちゃんとのインスタライブを経て~

 はい、みなさんこんにちは!男性保育士のRyU先生です!今回はレポ形式の記事になります。

 何故こんな形の記事になったかと言いますと、タイトルにある通り、

「インスタライブ」を行ったんですね。

ええ、はい、インスタすら4つしか投稿してないRyU先生が、見たこともないインスタライブですよ。ええ。

 と言うのもですね、Twitterで仲良くさせてもらっているソーシャル福祉職人ゆきちゃん(さん)との対談みたいな感じでインスタライブをしました。

ああいうのってあれなのかな?ほら、あんなことやそんなこともできたりしそうじゃない?ね?

<インスタライブをやることになった経緯>

 午前11時30分でしたね。何の記事か忘れましたけど、丁度noteで記事を書いている時に、一息つこうとTwitterを覗いた時でした。

 「RyUくん!インスタライブやらない?今日!」 ってDMが送られてきたのは。タイミング完璧でした。

 まず、笑いましたよね。人間ってあまりにビックリすると笑うみたいですよ、笑いました。けれど、誘ってきてくれたのが様々なSNSを通じ、活用して、保育いや福祉に関する考えや知識を発信している人でしたので、二つ返事で「やりましょう!」と返しました。

 「楽しい方に2000点」というのが、僕の座右の銘でして、というか実現したいけど、まだまだ難しい理想の姿かな?ん?それを座右の銘っていうのかな?後で調べよう。

 で、今回は数少ない男性保育士で、かつSNSを使って情報を発信している者同士でインスタライブを配信してみようということになりました。僕は完全に乗っかる形でしたので、トーク番組でいうところのゲスト的な気持ちでいました。

 こんな始まり方だけれど、しっかりした福祉観を持った人なので、トークテーマは「保育士とジェンダー」ということになりました。

<九州と関東が繋がり自己紹介から保育の話へ>

 インスタライブの告知はお互いにTwitterでしました。もしかしたらゆきちゃんは他のSNSも活用していたかもしれないですが。そこで、まあ保育界のインフルエンサーと呼べるフォロワー数を誇る方々がRTするものだから内心ビビってましたよ。結果的にはそこまで人は集まらず、楽しく数人で会話した感じだったんですけど、インフルエンサーのRTって怖いなと思いました。

 インスタライブって凄いですねタイムラグほとんど無いんですよ。いや、若干はあるものなのかな?と思って初めの方は発言する時に一呼吸置く様にしてたんですけど、全然必要なし。気にならないくらいでは勿論あるんでしょうけれど、普通に会話できたことがまず新鮮でした。

 だって、ゆきちゃんは九州ですし、僕は関東ですよ?いや、まあ電話とか世界でできるじゃんとか言われたらグウの音も出ないんですけどね。

 初めはお互いの自己紹介からですね。言ってもリアルで会ったことなど無いですし、連絡のやり取りも両手に収まるくらいなものだったので、軽く自己紹介をしました。

 そして、お互いの保育観について話をする内に、ある共通点が見えてきたりしました。「男性保育士あるある」かもしれないですね。詳しい内容については後述しますので是非、読み進めてください。

 そこまでにこやかに話していた、ゆきちゃんの目がギラリと光ってソーシャル福祉職人の顔が出てきます。そして、切り込むのは「保育士とジェンダー」というテーマについてでした。その他にあることについて話したのですがそれは割愛をして、本当にあっという間の1時間でしたね。

 次回はインスタライブを行う前に「男性保育士に聞きたいこと」という質問を事前に集めてから、それに二人で回答をしていく形になりそうです。まあ、僕たちなのでそれだけで終わるとは思えないわけですが・・・

<保育士とジェンダーについて>

 僕は文頭に必ず「男性保育士のRyU先生です」 と挨拶文を入れています。その理由と同じ理由で、ゆきちゃんは自分のことを「男性保育士」とは一切名乗りません。目的は同じなのに手段は全く逆の行為というのがまた面白いではないですか。

 みなさんは「男性保育士」と聞くと何を思い、どう感じますか?

 元気がいい、ダイナミックに遊べる、子どもから人気、力仕事ができる、機械をいじれる、いざと言う時に居ると安心?・・・いやあ、皆さんとてもお優しい。

 おっと別の意見も聞こえてきました。乱雑な仕事をしそう、自身が子ども、不器用そう、ピアノが弾けない、怒りっぽい、怖い、あまり見かけない、女児の関りとかが不安・・・いやあ、こちらはなかなか辛辣な意見が出そろいました。

 さて、これらの特徴って「男性」である必要性ありますか?

 この問いが僕らの答えであり、「保育士とジェンダー」に対する最も重要な考え方なのではないかと個人的に、この対談で感じました。もし、ゆきちゃんが違う意見だったら、後で修正入れると思います。

 女性でも乱雑な人って居ますよね?女性でもダイナミックに遊ぶことが得意で子ども達から求められる人もいますよね?

 男性でもマメな人も居れば、男性でも力仕事が苦手な人だって勿論いますね。男性のピアニストも多いし男性だからってピアノが苦手ってこともなそそうです。

 つまり、そういうことなのです。僕らが出した「保育士とジェンダーについて」の答えは「男女差などない」ということになります。

 男女で分ける必要性なんて無いんですよ。例外的に女児のオムツ替えや着替えなどについて問題になったことがありましたが、そうした問題は個別に解決をすれば済むことです。それに、保育園に預ける保護者の方の多くはそうしたことにとても寛大です。

 僕もゆきちゃんも男性保育士として初めてその園に勤めるという経験をしていますが、そういったトラブルは一度もありませんでした。

 ここで、僕の一番初めに勤めた園の、今なお尊敬する園長先生に女児との関りについて保護者が不安に思っていないのかを訪ねた時の言葉を、そのまま引用しましょう。

 「普段のRyU先生(男性保育士)の子どもとの関りを見ていたら、そんなこと不安に思う人誰も居ないわよ!」 そう言いながら、豪快に笑い飛ばしてくれたことを僕はきっと忘れません。

 ただし、僕達の共通点として「保育士になったばかりの頃は男性として振舞う必要があると思っていた時期がある」ということが判明しました。これを「男性保育士あるある」の一つと認定し、「こじらせ男性保育士」と命名したいと思います。

 男性だから力仕事を、男性だから面白い案を、男性だから父性を出して子どもを叱って・・・・・・もうね、やることなすこと思うこと、全てが空回りしているんですよね。保育士の方まわりにこんな男性保育士いるんじゃないですか?

 いやあ、こじらせてますね、でもほとんどの男性の保育士は自分もそんな時期があった、もしくは今まさにその時期です。という方が多いと思います。

 僕は保育園とパートさんを含めた同僚に恵まれたので1年目で「この保育観はおかしい」と気づき、2年目から保育観がガラリと変わりました。ゆきちゃんには5年程かかったそうです。

 さて、この記事を見ている男性の先生あなたは「こじらせ男性保育士」何年目ですか?それとも卒業生かな?

<「男性保育士」は居なくなる>

 僕が冒頭に必ず「男性保育士」と名乗ることと、ゆきちゃんが決して「男性保育士」と名乗らないことは目的が同じだと先述しました。

 理由を明かすと、僕達は保育士にジェンダーなどないと考えています。あるのは「RyU先生」という保育士個人と、「ゆきちゃん」という保育士個人です。そこに男性も女性もありません。

 なので僕達の「男性保育士」という名称に対する考え方は、まったく一緒で「男性保育士」という呼び方が世間から無くなるくらいに、「男性"の"保育士」が増え、世間から認められることを願っています。その未来に「男性保育士」という名称はなくなり、その時が来たら僕は記事に「保育士のRyU先生です」と書くことになります。

 保育士である以上は、保育士としての業務を当然にこなし、子ども達との関りを目いっぱいに楽しむものです。同僚や保護者と連携を密にして、より子ども達が安心して楽しく過ごせるように努力をしていく必要もあります。僕達の目指している者はその先にあります。ね?女性の保育士さんと何も変わらないでしょう?

 勿論、性別の違いによって考え方であったり、何か問題を抱えた時のアプローチが異なることなどはあるのでしょう。ですが、それは意識すれば同姓でも起こせる化学反応の範疇だと思います。

<結びに>

 まず、今回の楽しいインスタライブに誘ってくれたゆきちゃんにお礼を述べたいと思います。そして、また次回もよろしくお願いします。

 そしてRTなどで手伝ってくださった先生方やママパパ達も本当にありがとうございました。堅苦しくなく、男性保育士が世間話しているような雰囲気たので是非次回は見に来てくださいね。 

 そして、時間を割いて見に来てくださった方、本当にありがとうございました。少しでも身になる情報や、「男性の保育士ってそんなこと考えているのか」 と思える発見などありましたでしょうか?

 では、次回の開催を心待ちにしつつ、最後の「男性保育士」となるその日まで頑張っていこうと思います!

 では、また遊ぼうね!



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保育士りゅう先生

 保育士りゅう先生(「RyU先生」で子育てに関する記事の執筆を依頼を受けてしていました)

 保育現場で5年間正職員として働き、学生時代やライター活動時にも子どもとの関りがあるアルバイトをしていました。

 現在は現場を離れて、元々したかったママパパの心のケアや、保育士の心のケアをしていけるように自身のHP『保育士りゅう先生のあそびば!まなびば!』を作成・運営しています。

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