ぼくたちのリメイクを、ぼくたちは見たかったのだろうか
お久しぶりです。まだ、OWの記事は書けていません。きっと書きます。少々お待ちください。忙しいとかいろいろありますが、アニメ見てこの記事を書いている時点で言い訳はないです。ただそれ以上に言いたいことがあったからこうして書いています。
私が『ぼくたちのリメイク』を知ったのはとあるフォロワーさんからです。その方は面白い方で、そして知的で度々くだらないことを言い、そして面白いことに情熱的な方でした。私なんか特に認知されているわけでもなく、ただ一方的に知っていて、そして一種の憧れを抱いていました。そんな方が、PRし、出版状況も良い人気作品ということでとても楽しみにしていました。
だから言います。1話見て、この作品は駄作でした。ぼくらのリメイクにぼくらは何を期待していたのでしょうか。ゲーム業界の過酷さをリアルに知る現実性でしょうか。ダメだった人生のやり直しでしょうか。やりたいことに囲まれたやりがいのある人生でしょうか。きっとどれも求めていたものでしょう。でも、「それら」が全てじゃないと思います。
世のライトノベルは「なろう系」に支配されています。売れるのはそれらばかりで、それら以外は本当の大ヒット以外売れていません。だから、ぼくたちのリメイクの構造も理解できます。世の潮流に乗っていて、売れていく素質のある作品だと思います。でも、1番になるのは二番戦煎じではありません。私は『ぼくたちのリメイク』にこれを求めてはいませんでした。良く分らん寂れたおっさんが大学生に混じって無双する話でも、世の中を知ったおっさんが困っている同僚を「俺だけが知っている」知識で助ける話でもないのです。創作というオタクが焦燥し、羨望し追及し続ける純粋な情熱を求めていました。だから、私の中で『ぼくたちのリメイク』は駄作です。
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ここからはアニメ最終回のネタバレを含みます。気になる人はアニメをみてからご覧ください。なんなら原作を読んで私がどうおかしいのかお教えいただけますと幸いです。では、書きます。
Aパートで、私のイライラ・なんで?という疑問点は解消されます。未来から来た人間が、成功者にチャチャを入れると世界に悪い影響が出るんじゃないか?という点・何故主人公がわざわざ選ばれて過去を変革しているのかという点(ここは不十分ですが展開的にOKです)。
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ここからは愚痴と批判です。難癖です。マジで何が面白いのか理解できなかった。クリエイターの辛みを知ったかしたおっさんが勝手に解釈して解決していくこと。どんな素晴らしい才能があっても世の中の「仕事」の在り方で全部閉じ込められて行くこと。しかも、その程度で掻き消える才能がゆくゆくは世に賞賛される天才であること。リアルであるようで、何も納得できない話でした。これの何が面白いのでしょうか。
しかもBパートでは、ここまでの良く分からんこと出来合いの話が肯定されて次に続きます!という感じでした。マジで理解できない。アニメ化することがゴールみたいな作りなのに、これをしてどうなるのか。期待して見始め、ゴールまで一切感想が変わらず乾いた笑いが出た作品は記憶には他にありません。
この記事を見てくださった方は、ファンなら反対意見を・アニメを見た方なら何かアクションをいただけますと幸いです。勢いで書いたので拙い部分があったら申し訳ございません。
このくらい勢いがなきゃ書けない作品だったとご承知ください。また、宜しくお願い致します。
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