#140 コーチングって何?機能と価値を説明します。
こんにちは、きっかけラジオのりゅうです。
今回はコーチングって何?というテーマで、改めて話をしてみたいなと思っています。
コーチングって怪しい
このきっかけラジオでは、僕がコーチングの勉強をしてきたこととか、コーチング的なコミュニケーションを日常なるべく心がけて使っていることなんかを
紹介してるんですけども、なかなか世の中的にはあんまりまだまだ一般的ではないというか、どこかちょっと怪しい感じもしますよね。
僕はコーチングをする側の人間として、コーチングを知っている側の人間として、まだまだ怪しいと認識されているっていうことをしっかりわかってないといけないと常々思っています。
何ていうかね、極端な話、怪しいマルチ商法みたいなものって、なんか切羽詰まってそっち側に入っちゃうと、なんていうか、それが怪しいものだっていうこともわからなくなってしまったりするじゃないですか。
コーチングは別にそういう本当に怪しいものじゃないので、自信を持って紹介したり広めたりしたいんですけど、今のところ、なんていうか、あまりきちんとその価値が伝わってない気がするので、改めてコーチングっていうのはどういうものなのか、僕なりの考えをお伝えしたいなと思っています。
コーチングの定義はさまざま
インターネットで検索すると、本当にたくさんの定義が出てきますので自分がしっくりくるものを参考にしてもらうのもいいとは思うんですが、コーチングって使われる状況、シーンによって目的が変わってきたりもするので、定義が変わってしまうんですよね。
一般的に、ビジネスの場で経営者とかエグゼクティブと言われる方々向けのコーチングの場合には、目標達成のお手伝いっていうイメージが強いかなって思います。
会社を経営したり、事業を進めていくにあたっての課題とか目標とか、そういったものを対話を通じてクリアにしていって、その課題を解決するとか、目標を達成するために必要なステップを引き出していって、そこに向けての行動を、これも質問しながら対話を通じて引き出していく。
で最初の一歩を踏めるようなアクションを一緒に決めて、伴走するっていう感じですかね、ビジネスにおけるコーチングっていうとそういうイメージです。
ただ、コーチングは何もエグゼクティブ向けのものだけではなくて、通常のね、日常生活の中での人間関係とか自分自身のやりたいと思っててなかなか踏み出せないこととか、もっと身近なテーマでも、例えばダイエットしたいとか、運動する習慣をつけたいとか、タバコをやめたいとか、何でもいいんですけど、やろうと思っててできないでいることとか、本当にやりたいのかどうかわからないとかそんなことをテーマにすることもできます。
コーチングは行動を促すコミュニケーション
ちょっと話が外堀から入っていってしまったんですけど、結論としてはどんなシチュエーション、どんなテーマだとしても、コーチングっていうのは「行動を促すコミュニケーション」ってことですね。
1人で考えているとどうしても堂々巡りになってしまいがちです。
同じ質問を自分自身に投げかけて、なんとなくはっきり答えが出ないまま、モヤモヤとしてまた次の日に同じ質問を自分にしてるみたいなことになりがちなんですよね。
これやってみようかな。いや、でもまた今度にしようかな。
やっぱりやりたいな、でも今はちょっと時間ないからな、そんなことを繰り返しちゃうんですけど、本当にやりたいのかとか、もう既にできてるところがあるんじゃないかとか、自分にどんなリソースがあるのかとか、やってみたらどうなるのかとか、最初に何やってみようかとか、いろんなことをコーチが質問することで、その思考が深まっていって、考えが整理されて、小さな行動の第一歩が明らかになって、動きたくなって、やってみるっていうそんな流れを促すのがコーチングですね。
なのでコーチングって何って言われたら、行動を促す、行動を変化させるコミュニケーション、そういうものですね。
もう一つのコーチングの価値
そして、もう一つ、コーチングの価値っていうものを伝えたくて、それは何かっていうと、コーチと関わる中で、自分のことをすごく認められる気持ちになるんですよ。
自分はじっくり話を聞いてもらえる価値のある人間だ
ていうのは、あまり人って自分の話をじっくりちゃんと聞いてもらう機会ってなかなかないんですよね。
もし日常的にあなたの話を本当にじっくり聞いてくれる人がいるとしたら、それはすごく幸せなことです。
パートナーとかね、上司とか親とかそういう人が本当に親身になって、話を横取りしたりせずにじっくり聞いてくれる人なら本当に幸せなことなんですけど、おそらくですね、多くの人はあんまりそういう経験を持ってないんですよ。
しかも、あると思ってても、コーチと関わると、もっとちゃんと聞いてもらえますから、なんていうか、今悩んでいても、自分の頭の中がね、混乱していても安心して話せる相手がいて、少しずつ霧が晴れていって、ということを経験すると、なんていうかね自分にOKを出せるというか、なんていうのかな、安心するっていうかね、そういうところがコーチングのもう一つの隠れたというか大きな価値だと僕は思うんですよね。
対話を通じて行動が変わって結果が変わっていくっていうのはもちろん、コーチングのメインのね、働きというか機能なんですが、コーチと伴走するというか、コーチに話を聞いてもらうという関わりの中で自分自身に対する評価が上がるっていうとちょっと適切じゃないかもしれませんが、自分自身にOKを出せるようになる。こんなにしっかり話を聞いてもらって、ちょっとずつ変わろうとしてる自分って結構いいんじゃないって思える、そんなところにも価値があるなって思ってます。
実はですねコーチングの話をいろいろしてますが一対一でのコーチングをここしばらくやってなかったので、フルタイムで会社員をしながら、また家では子育てをしながらなので時間は限られてますが、また再開したいなと思っています。
ちょっとそのコーチングセッションのね、設計をして、また近いうちにお知らせできたらなと思っています。
ということで、今日はコーチングって何っていうテーマで改めてお話をしてみました。
ちょっと長くなりましたが、最後まで聞いていただいてありがとうございました。
きっかけラジオのりゅうでした。
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