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ぼくの中にいた横山健。

書斎で仕事をしながらテレビを眺めていたら
ひさしぶりに横山健を見かけた。
クレイジーケンバンドの剣さんじゃなくて
ハイスタのほうの健さんね。

ハイスタが流行ってた頃は
グリーンデイとかのアメリカのメロコアにハマってたので(日本語英語が受け入れられなくて)
あんまり聴いてなかったんだけど
今こうして振り返ってみると
ハイスタ以降の人生も含めてやっぱりカッコイイね。

健さんも僕も同じくブルーハーツ育ちなんだけど
ブルーハーツの剥き出しの純粋さに
アメリカ西海岸とかスケートボード文化の雰囲気を足して英語で唱うスタイルなんかは
今思うと僕の好みにピッタリだったなあって
この歳になって気づいて嬉しくなっちゃった。

そんではたと気づいたのが

「あ、横山健も俺の中にいるじゃん」

ということ。

最近は落ちついて世界を俯瞰して
淀みなく文章を書くというのを念頭に置いて生きているので
生活自体も浮き沈みなく静かになっているんだけど
四六歳になって疲れがとれなくなっても
武道館でギターかき鳴らしてシャウトする健さんの姿を見て
自分の中にくすぶってるもう一人の「オレ」に気がついた。

落ちついて世界を眺めようとする「ぼく」だけど
弾けて飛び出て爆発したい「オレ」も
まだ自分の中にいるんだなあって。

「不惑」っていうけど
まだまだいろんな「自分」を見つけていくんだなあって
なんかちょっと嬉しくなった。
どうやら人生はこれかららしい。

<追記>ハイスタ新譜発売だってね!まだまだこれからだねえ!

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