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後でアレする音の会 Vol30延期について自分の考え

どうも。VJを担当している RYU です。
公式のTwitter等でも既報させていただいております通り、2020年3月7日(土)開催予定でした「後でアレする音の会 Vol30」が延期になりました。
リーダーのラグーンさんを中心に準備をしてまいりましたが、昨今の状況を見て延期と判断しました。

0. はじめに

ここからは運営チームの一人である「RYU」としての意見を述べたいと思います。
はっきり言いますが、「コロナウィルスごときでイベントが中止・延期になることがショック」しかないです。

1. 延期発表前までの状況

自分は約10年近く、イベント関連会社に努めていて(現在は退職済み)2009年の新型インフルエンザの際にもこのような事態を経験しています。
国際イベントの主催社でしたので、その際の対応のノウハウを今回に活かす予定でした。

延期が決まる直前まで「こういう対策を行えば問題なくイベントは行える」と準備なども進めておりました。
「看護師」まで常駐させるアニクラは滅多に無く、他のイベントよりも来場者チェックも厳しくさせて頂く予定でした。
主催者の判断で穴を開けてしまうことが、他のイベントなどにも影響を与えてしまい、また、経済的にも損失を与えてしまうことを良く分かっているからです。

2. 政府が事態を変えてしまった

状況が一変したのは政府が2020年2月26日に発表した「イベント2週間自粛」です。

これにより、ライブなどのイベントの中止、アニメ関連では声優アワードの授賞式の中止のほか、AnimeJapanの中止、数百名規模で行われる声優さん関連のイベントも軒並み中止となりました。

再度言います。
「自分達は対策を考え準備を行っていました。」
しかし、世論の目はそうはいかないのです。

どんなに対策をして、来場者にお願いしても中止の方が「最良の選択」と支持をされてしまうのです。
政府の「イベント2週間自粛」宣言前までは、中止という話があれば「妥当」と「やりすぎ」の意見が半々ぐらいでした。
しかし、宣言後は「妥当」が8割を超える異常事態』となってしまいました。

3. 自分は反対するつもりだったが・・・

今回、後でアレする音の会が「アニクラ」の枠の中であれば中止・延期の話がメンバーから出ても、反対するつもりでした。
しかし、今回は「声優さん」がゲストということもあり「アニクラ」の枠ではなく、「アニメ関連のイベント」枠としても考慮しなければならなくなりました。
結果、「アニメ関連のイベント」の多くが中止し、それに世論が「妥当」と感じるならば「中止・延期にせざるえない」という結果になりました。

4. 最後に...

3月7日にイベントを楽しみにしていただいていた方々には大変申し訳ありません。
状況が状況なんで、延期せざるえなかったというのが事の真相です。
出演者も全く変更なしという「奇跡」の様な状態での延期となりますが、4月25日に再度都合をつけていただけたらと思っております。

次にアニクラ界隈の皆様。
10年以上イベント関連をやっていますが、このような事態になってしまい申し訳ありません。
普通に開催できるだろ?」な意見も重々理解しています。
しかし、業界を跨いだ関係上、お互いの業界に沿った選択をしなければならなかった事をご理解いただければと思います。
こんなタイミングで、有名店である秋葉原MOGRAのスケジュールに穴を開けて申し訳ないと思っています。
是非、どなたか3月7日に主催していただければ・・・と思っています。
VJ足りなければ、ノーギャラで出ますので。

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