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2020年に回復できなかった放送業界に未来はない?!

どうも。RYU( @ryu_anifes )です。
皆さん、年末年始テレビは見ていますか?
私は、見ていません。だって、つまらないから。
多分、私と同じようにテレビを見ていない20~40代は非常に多いと思います。
あの手この手でなんとかテレビを見てもらおうと放送業界は必死ですが今年、視聴率のチャンスを掴めなかった放送業界にはもう未来はないのではないかと思っています。

2019年までの放送業界の悩み

2019年までは放送業界全体としてはこのようなことを言っていました。

「多様化に伴う視聴率の低下」

ここで言う多様化は色々な意味があり、
・10代後半~30代は家に帰るのではなく友人と遊ぶ時間が多い。
・20代~の家族層はリアルタイム視聴をしない。
という、リアルタイムで見てもらわなければ視聴率低下は免れない
と主張していました。

変化が起きた2020年

2020年と言えば、「コロナ渦」「緊急事態宣言」「ステイ・ホーム」といった、家にいることが望ましいという政府・各自治体の方針が出ました。
旅行やイベントなども軒並み中止。仕事関係では「在宅勤務」「テレワーク」などと言った家から出る必要のない状態が起きたのです。
家族団欒の時間は増え、20代・30代は「リモート飲み会」など正に時代は「家から出かけない」時代になったのです。

が・・・放送業界は視聴率を取り戻せなかったのです。
リアルタイム視聴さえあれば・・・と言っていたのに・・・

放送業界の言い分

放送業界としては「景気先行きが不明なためスポンサーを募ることが難しい状態になった」としています。
本当にそうでしょうか?
放送業界と異なって今年大幅に伸びたのはNetflixなどを代表とする配信サイトです。
確かに、YouTube配信者の情報からも「スポンサー」は減った時期はありますが、「家から出ない分視聴時間が伸びている」という点が理解され、6月以降はプロモーションを増やしている企業もあります。

また、コロナ対策などを行わなければならないため、「出演者の確保も難しくなった」としています。

視聴者に合わせて再放送などを行えばいいのでは?

この点に関して、過去にとある記事がありました。
再放送をやりにくい理由というのがあって、再放送でそこそこの視聴率があると、今後のスポンサー活動に影響があるという内容でした。
う~ん。そりゃ、視聴者が見たいもの放送されていなかったらテレビなんて見ないですよね・・・。

もっとも根本的なテレビ離れの理由が間違っている!!

20代~40代でテレビから離れてしまった人の話を総合すると
だいたい同じ番組しかしていない
私も同意見です。
・芸能人出演のクイズ番組
・トレンディードラマ
・旅行を含む情報番組
・コメンテーター(専門家ではない)の出ている情報報道番組

特に、ここ10年は情報報道番組がテレビを駄目にしたと言っても過言ではないでしょう。

偏見放送だったり、政府批判だったり各社「誰かの足を引っ張る内容の放送」だったりします。
芸能人出演のクイズ番組も同様で、絶対に「お馬鹿キャラ」の芸能人がいます。
誰かを批判・馬鹿にすることで成り立つ番組。
そんなのを見ていたら飽きますし、人の批判ばかりする番組を応援したいと思うでしょうか?

特に報道の批判内容は「報道側の思惑の民衆の誘導」とまで言われてます。
そんなのは、Twitterの世界とWebニュースで嫌というほど経験している20代~40代です。
リアルタイム性もない情報なんて見ないですし。
むしろ、「テレビ放送(マスコミ)は偏見報道しかしないから嫌い」と、
自分で自分の首を絞めた結果としか言えないので仕方がないんだろうなーと思います。

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