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Numark PartyMix改造計画 Part1

長期的にアニクラVJをしていると、ある一つの事がやりたくなります。

「アニメ映像」と「リアルLIVE」の融合

古くからある事なのですが、『ラブライブ』以降は当然の様にLIVEでも演出として取り入れられているものです。
アニクラでも当然の様に演出として取り入れられています。
ただ、LIVEとクラブでは決定的な差があり「LIVEは暗転からの曲スタート、クラブでは曲はつなげるもの」となるため、前の映像を残しつつ、次の映像を合わせる。という形になります。
前の映像を残しつつ、次の曲の「アニメ映像」と「リアルLIVE」を同時に出すためには1+2で映像を扱えるソフトが必要なのですが、どうも世の中には存在していない様子なので、次のアニメ映像を出力してから「サッ」とLIVE映像を組み合わせるのが一般的な手法です。

完成形がこんな感じになります。
これを短時間で行うには、DJで言うところのHotCueを使うのが便利です。
今はMIDIコントローラーによっては4~8つHotCueがすばやく使えるようになっているのですが・・・
私の持っているコントローラーは古い。

1つ目は、
VESTAX社 「Typhoon
2010年4月下旬発売で自分が初めて買ったMIDIコンになる。
当時としては珍しく、オーディオインターフェースが内蔵され、USBケーブル1本で接続でき、サイズがB5ノートサイズなので今でも大切に扱っています。

2つ目は
iCON Digital社「i-DJ」
2011年5月頃発売の商品でコンパクト系の中では、ボタンやノブが非常に豊富と言う事で一部のコンパクト嗜好型DJには人気があった商品です。
価格も1万円以下と安価ではあったが、オーディオインターフェースが未搭載な点や、コンパクトゆえにDJの観点ではプレイしにくいと言う尖った商品。

出演する案件によって使い分けていますが、DJ主体案件はTyphoon。
VJ主体案件はi-DJと分けています。オーディオインターフェースで1つUSBを消費してしまうと、接続不良などの事故にもつながるので。

どっちのコントローラーにもHotCUEボタンが存在していないので、いくつかのボタンを削って割り当ててやらなければならない。という問題が発生します。
作業自体は簡単なのですが、使わないキーをどれにするか非常に悩んでいたためずっと先送りしていました。

「コンパクト(横幅35cm以下)、オーディオインターフェース内蔵、HotCUEがついている、ジョグホイールがついている」この4つの条件を満たしている製品は、かなり選択肢が狭い中で、1万円以下があれば欲しい。
(Ver1をちょっと便利にしたVer1.1にしたいだけなので、あまり値段が高いと目的意識に反するので)

色々見ていくと、Numark PartyMixが条件をクリアしてくれそうな・・・。

外見的にはOKだが、ちょっと気になる点も。

USBケーブルが本体直付けで外れないそうだ。
持ち運び不便じゃね??

そんな事を考えながら数ヶ月・・・
「捨てる神」を探します。(これだけ語っておきながら新品を買わないやつw)

そして、巡り会えた!!
お値段、「3000円!」
いや~。世の中いるんですよ。物もチャッチイ感じしますからね。

次回は外観チェックと、改造と設定です。
(中身詰め込みすぎかな?)


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