「学校ってなんだろう？」って思ったから仮想の学校を作ってみた(前編)

「学校ってなんだろう？」
まさか30を過ぎてそんなことを考えるなんて、
小学生の僕は考えてなかったことでしょう。

あの頃の大人に対するイメージは、
「学校行かなくてもいいなんて、すげーいいじゃん」
くらいにしか思っていませんでした

そう思うくらいなんで、学校には行きたくない派でした。
でも行っていました。

行きたくない理由はありましたが、
行かなくてもいい理由がなかったためです。
あったとしても、それを説明できる力もありませんでした。

となれば行くしかありません。

とは言え見た目上普通に登校できていたので、
完全にイヤではなかったようです。
イヤだったりおかしいと思うところもあるけど、
そうではないところも感じていたようです。

例えば

「学校のここがヘン」
・成績がある
　できないなりに頑張ってるのに、優劣つけられるなんて・・・
　そんなことより図工をもっと褒めてくれ！
・いじめがある
　もちろんこれがない学校もあるでしょう。僕はイヤでした
・入試がある
　勉強をしにいくのに、その前に勉強の力で落とされるなんて。
　国語算数理科社会じゃなくて、あの学校のあの勉強をしたいのに。
・卒業がある
　学校で勉強したい大人はいないの？
・勉強しないといけないことが決まっている
　決まっていることだけ勉強していればいいの？
　自分で自分の勉強を決める力はどこで身につけるの？

「学校のいいところ」
・みんなが集まる
　ここは悪いところだと感じる人もいるかもしれません。
　ですが大勢の人が集まり、かつ交流が生まれる場所というのはなかなかないと思います。
　みな同じ地域に住んでるだけで、学校にくる目的もそれぞれ微妙に違ったりもしますが、
　でもその中で共通の何かを探し、コミュニティを形成していく・・
　学校は、その過程を練習できる環境ではあると思います。

列挙してみましたが、
ヘンな項目が多かったのは気のせいでしょうか^^;
ただ、ここで挙がった変なところというのは、本当に疑問に思っています。
単純に、学びたい気持ちを削いでしまうだけではないでしょうか。

学校とはなんなんでしょうか
勉強するところ？
そうであれば、何かを知りたい、学びたいと思ったら、
それをさせてくれるんでしょうか？

それができないところが、もしかしたら一番「ヘン」と感じていたのかもしれません。

もしヘンじゃない学校があったら、
学生だった僕がみたら、行きたいと思ったことでしょう。
いや、今からでも行きたいとさえ思います。
ヘンなところを省き、純粋に学びたいことを学べる
そんな場所があったら・・

そこで

仮想の学校を作ってみた↓
仮想の学校？！こどもわかもの学校からテラコ学校へ

後編へ続く