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一番身近なアニミズム

アニミズム、自然信仰

自然に対する向き合い方を問われ続けている昨今、感じたことを書いてみる。



正直なところ、自然という対象が大きすぎて、大切なのは頭ではわかってるけど、腑に落ちきっていない人も多いんじゃないかな?と。


⁡感謝しましょうとか言うけど、それこそ自然災害に直面したら「なんでこんな目に」って思うのも当たり前だし、そんな中で感謝するって結構無理な話だと思う。



そこで、提案。
もちろん地震や台風も自然現象ではあるけれど、いきなりそれをまるっと受け入れるのって溢れ出る感謝じゃなくて、思考からの感謝になりがち。

だったらもっと自分にとって一番近いのはなにかを探してみたらいいと思う。


わたしが思う、一番身近な自然信仰。それは、自分が暮らす土地やその土地を護る神社にあるんじゃないかなと思う。

そもそも神社のはじまりは、山や岩、木や滝などの自然物を神宿るものとして祀る自然信仰だし、どんなに都会でも神社がある場所は、土だったり木がある。人が住む家も、土台となる土があるからこそ建てられる。


だから、その土地や神社の声をまず「知る」ことから「むすび」が生まれるし、これは実際に体験してきたことー



むすびとは、むすひ[産霊]
むす=生じる / ひ=神霊
万物は「むすひ」の働きにより、生じ発展する




逆を言えば、むすびが弱まった時というのは失せ衰退することになるのだから、それが災害という目に見えるカタチとして現れるのだと思う。




かと言って、全ての自然に感謝!とか、生かされてるんだ!とか無理に「思わなくても」、身近なところにあるむすびを感じ、思い出すだけで「すでにそうなっている」



それが本来のアニミズムであり、わたしたちの自然な姿なのだと思う。


大地還元プロジェクト おほつちが、あなたと大地とのむすびを思い出すきっかけになりますように


すでに思い出している方も、ますます強固なむすびを築いていくのにどうぞお役立てください


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