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【商品考察】THEO ~新NISA対応から新未来へ~

お金のデザインさんが、ロボアドのNISA対応への1つの解を示された。

ヒトコトでいうと、

しんどい。
(主にシステム開発の視点)

ここまでする必要があるのか?
と率直に感じる。

やっぱりロボアドは、iDeCoの方が相性が良い。
NISAの枠の存在は、心の底から無駄に思える。


仕様上のポイントは、3点だ。

・新NISA両枠対応
・THEO用のNISA対応ファンドとしての提供
・課税口座での優先売買(NISAの簿価上限を圧迫しない)

特に3点目の仕様は、割り切りかたがスゴイ!課税されるものの、そこまで思いつかなかった!課税分は、投資一任フィーの還付に使えばいい。

まだ詳細は開示されていない。

この仕様であれば、NISA口座は、占有されないものの、SMBC日興証券の口座でないと難しいだろう。ココが最大のネックになりうる。

ウェルスナビは、楽天と組んで新NISA成長枠のみ、フィーが1.1%だが、投資信託型で出してきた。

あと手数料体系が想像できない。ファンドでの提供なので、ウェルスナビのおまかせNISAのように、積立枠分のフィー0%ではないだろう。

現在、私のTHEO資産は、為替変動を避けて一旦、全額利確した。月10万円のクレカ積立が解禁されたが、口座を残したまま、様子見している。

今回の仕様は、すばらしいと思う。ただ、SMBC日興証券でのNISA口座保有者以外は、利用しにくい。ロボアドが乱立している中で、この仕様では、今後の発展が見えなくなった。

新NISA時代で、

バランスファンド的な資産を保有したいのであれば、わざわざこんな複雑な動きをするロボアドを使わなくても、NISA対応ののむラップのような実績のあるファンドで充分な気がする。


そこで、新しい未来が見え隠れするのが、

今回の仕様を支える、特許取得済のリスク調整機能だ。

最適資産配分になるよう各機能ポートフォリオを調整する技術らしいが、これがもし、対象をTHEO用のファンドに限定しないで、NISA内の個別銘柄(ETF含む)、1部の他社ファンドや、個々の債券にも対応したらどうなるか?

資料を見る限り、現在の調整対象は日本株だけで、今回、THEO用のNISAファンドを追加するように読めたが、

さらに、iDeCo(MYDC)も含めて統合管理できたら。。。

THEOは、もう単独のロボアドではなく、他の資産のバランスをとるポートフォリオマネージャー的な役割で良い気がしてくる。

つまり、こんな感じ。

【ある日本人投資家の口座構成】
・NISA成長枠:日本中小型株、外国株
・NISA積立枠:THEOファンド
・iDeCo:MYDC、定期預金
・課税口座:債券、THEO(リバランス用)
リスク調整機能で全体を管理する

最終的には、THEOのエンジンを、汎用的なAI搭載のポートフォリオマネージャーとして、外販すれば、夢が広がる。

新エンジンの名称は、THEOからの流れで、当然、GOGH[ゴッホ]だ。

GOGH: Goal-Oriented Global Horizon

ゴッホが名作を描き続けたように、十人十色のポートフォリオを提案する。ゴールベースのグローバル長期分散投資を実現できる。


お金のデザインさんには、

そんな未来ビジョンも見せて欲しい。


【今日のひとこと】


実際にどう生きたかということは大した問題ではないのです。大切なのは、どんな人生を夢見たかということだけ。なぜって、夢はその人が死んだ後も生き続けるのですから。

(フランスの実業家 ココ・シャネル)

THEOの今後のシェアがどうなるかは、問題ではない。
大切なのは、どんな理想の資産運用を夢見たかということ。

なぜって、その夢は、THEOがなくなっても我々に貢献し続けるから。


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