僕が英語を話せるようになるまで

英語圏への留学を目指している方々には必要なスキルですが、新しい言語を習得するのは難しいので、僕の体験が参考になればいいな、と思って書きました。

僕は小学一年生になるちょっと前に海外に引っ越して、ちょうど小学一年生の時から現地のインターナショナルスクールに通い始めました。親の海外転勤は突然に決まったことで、現地に日本人学校が無く、インターしか選択肢がないということで急に親にディズニーの英語学習ビデオを見せられるようになったのを覚えています笑。プルート見ながら手叩いてました

引っ越して実際に通ってみると、付け焼き刃のディズニー英語では全然役に立たず、本当に何にも分かりませんでした。まず勉強してる内容もそうですし、壁とかに書いてある言葉とか、先生やクラスメイトが何を言ってるかさえも本当に何にも分からなくて、ずっと不安だったのを覚えています。怖すぎて学校に行きたくなくなって毎朝家の家具にしがみついてました笑。

それでも不思議なもので、親に無理やり連れられて学校に行っていたのですが、最初は学校で「助けてー!」と泣いていた僕は、そのうち「HELP ME!」と叫ぶようになったそうです(実話です)。子供ってすごいですね。それでも英語が喋れなさ過ぎて、小学一年生にして留年させられそうになったり(海外では留年とか飛び級が多い)、それを回避するために二人家庭教師をつけたりして、何とか四年生になるころには、「ネイティブと同じぐらい」と保護者面談で先生に言ってもらえるぐらいには改善しました。

それでもネイティブではやっぱり無くて、小学校五年生の時にアメリカ人の友達に"Really"の発音をからかわれたりしました。多分当時はあまり意識してRとLを使い分けて無くて、"Rearry"と言っていました。それで一人でRとLの発音を繰り返して勉強して直したりしました。今でも課題を読み直すときに日本語にはない"the"とか"a"の冠詞や、複数形の主語がある文章の一貫性など、文法を直さなくてはいけないことが多いです。

英語と日本語は最も離れている言語同士の一つで、英語話者にとっての最も難しい言語のひとつが日本語で、その逆もしかりです。僕は海外に住んでいたので英語で勉強できましたが、それでもかなり苦労しました。でも僕より言語を覚えるのが得意な人はもっと短期間でもっと話せたりしますし、本当に人それぞれだと思います!高校から留学して大学でペラペラな日本人の学生も多いです。

日本語ととても違う言語なので難しいですが、一回覚えると世界が一瞬で大きく広がります。海外に行かなくても、英語が話せるだけでインターネットでアクセスできる情報とかサイトが何倍にも増えます。同じウィキペディアの記事でも、日本語と英語のページで全く違うことが書いてあったりします。世界を広げる、という意味では英語はやっぱり便利だと思うので、おすすめです!