ビジュアル表現はなぜ必要か? :DATA Saber認定までを振り返る⑦
昨日に引き続き、DATA Saber Ord0-4の動画を振り返りたいと思います。
動画:データを理解する表現の力(Ord0-4)
この動画は、DATA Saber挑戦前の人に向けた動画で、DATA Saber Bridge向けに作られたもののようです。端的にポイントが語られているので、認定後の今見ても参考になります。
数字の意味を理解するには?ということと、データビジュアライゼーションのポイントが語られています。
データビジュアライゼーション(ビジュアル表現)とは?
本動画では、ビジュアル表現を「二次元のキャンバスに”相対的に”データの大きさを描き、比較する技術」であるとしています。
さらにシンプルに言えば、「キャンバスにデータを描き、比較する技術」であると言えそうです。
描いていないデータは消える
当たり前の話ですが、キャンバスに描かれないデータは存在していないことと同一です。
これはどういうことかというと、比較すべき情報はキャンバスに描かなければならないことを意味します。
つまり、データをどういう表現にするかを考える前に、何をキャンバスに描くか、何を比較すべきなのかを考えなければなりません。
ビジュアル表現はなぜ重要なのか?
ビジュアル表現をすることで、早く、正確にデータを理解することができるためです。
正確に理解する とは、違いの有無、違いの程度を理解できる、ということと、誰もが同じようにデータを認識できる、ということです。
データ・ドリブンで意思決定することのメリットの一つに、(経験と勘の意思決定と比較し)周囲の納得感を得やすい というものがあります。
周囲の納得感を得るには、誰もが同じようにデータを認識できることが重要です。そういう意味でもデータビジュアライゼーション(ビジュアル表現)というのはとても重要であると言えます。
これまでOrd0(DATA Saber挑戦前)の振り返りをまとめてきました。当時は余裕がなかったので深く考えられませんでしたが、Ord0は、DATA Saberにチャレンジする人にもしない人にも役に立つ「本質」が詰まっていたんだな〜、と感じました。
※Ord0-4で語られているもう一つのポイント「数字を評価するには?」についてはこちらでまとめていますので、ご覧いただければと思います。
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