数字を評価するには？ ：DATA Saber認定までを振り返る⑥

今日はDATA Saber Ord0-4の動画を見ましたので振り返ります。

動画：データを理解する表現の力（Ord0-4）

この動画は、DATA Saber挑戦前の人に向けた動画で、DATA Saber Bridge向けに作られたもののようです。端的にポイントが語られているので、認定後の今見ても参考になります。
こ数字の意味を理解するには？ということと、データビジュアライゼーションのポイントが語られています。

数字だけを見ても評価ができない

数字を見ているだけでは、それがいいのか悪いのか、大きいのか小さいのかがわかりません。
テストで８０点だったとして、一般的には高いと判断されがちですが、それだけでは高いのか低いのかはわかりません。なぜなら２００点満点の可能性もあるし、平均点が９５点の可能性もあるからです。

数字の意味を理解・評価するには基準が必要

数字の意味を理解・評価するためには、基準が必要です。

「１００点満点で合格点が６０点、平均点は４５点である」という基準があれば、８０点には合格点という意味づけができ、かつ高い点数であると評価できます。

基準がない場合はどうするか？

ただし、基準値が明確なことばかりではありません。例えば商品やサービスの価格を設定する際には、この金額だったら売れるという明確な基準は存在しません。
このような場合には、基準そのものを考えていく必要があります。
どうするかといえば、比較によって基準を考えるのが効果的です。

基準を比較によって考えるには、さまざまな粒度で集計し、計算してみることが重要です。そして、結果を正しく早く理解するには、データビジュアライゼーションが必要です（やった方がいい、ではなく絶対必要！）。

DATA Saberにチャレンジしているときは、Ord0まで手が回りませんでしたが、改めて見てみるとチャレンジ中に学んだことのサマリーとして端的かつわかりやすくまとめられていると感じました。