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パリ東大生一人旅🇫🇷 芸術の都で美術館巡り【フランス】

こんにちは。

前回はフランスのベルサイユ宮殿を主に観光。

今回はパリ最終日の旅記録。今までに行けなかったパリの名所を回っていきます。


コンテスト1位のクロワッサン

1日の始まりは良き朝食から。

パリ最終日の朝食ということなので、コンテストで1位を獲得したこともあるという有名なパン屋に行くことに。

やってきたのはLa Maison d'Isabelle

色々な種類のパンがあったが、ここは王道のクロワッサンパン・オ・ショコラでいくことに。

コンテスト一位という称号は伊達じゃなく、見た目の照りというか、オーラが違う。

店内にイートインスペースはなかったので、外で立ち食いすることに。

まずはクロワッサンから。

…生地のパリパリ感が半端ない

外側と内側で全く違うパンなんじゃないかってほど、外側の生地のパリパリ感がえげつない。

内側はモチっとしていて、食感のコントラストが見事。

味わいとしては、少し甘さは控えめの大人な味の印象。

続いてパン・オ・ショコラ

こちらもまた生地のパリパリ感が見事。

甘さ控えめのクロワッサンとは違い、チョコレートのほのかな甘さと香りが良い仕事をしていて美味しい。

個人的にはクロワッサンよりこっちの方が好きだった。


美術館巡り(前編)

今日の夕方には空港に行かなくてはならないため、残された観光時間は限られている。

正直、まだ行けていない観光名所は多すぎて、全部行くことは不可能なので、どこに行くべきかをよく取捨選択することに。

実は、昨日ヴェルサイユ宮殿に行った時、パリのミュージアムパスを買って入場していたので、今日一日はパリの様々な施設に無料で入場できる。

ということで、比較的朝早くからやっているオルセー美術館に行ってみることに。

パリ三大美術館なだけあって、内部の構造も美しい。

あまり絵画に詳しくない僕でも「落ち穂拾い」やゴッホの自画像など、見たことのある絵が多く飾られていて、面白かった。

本当はじっくり鑑賞したかったが、時間に限りもあるので、足早にぐるっ一周して次の美術館に。

やってきたのはパリ最大の名所の一つ、ルーヴル美術館

デカすぎてどこから写真撮っていいかわからない…

まともに見たら丸4日間かかると言われているルーヴル美術館。

2時間で回りきるために、見たい作品を絞ってピンポイントで回っていくことに。

モナリザ
豪華な内装
ミロのヴィーナス。失われた両手はどんな感じだったのだろうか。
「目には目を、歯には歯を」で有名なハンムラビ法典
スフィンクス
貴族の部屋

広すぎて、自分の見たい作品に辿り着くまでに必ず迷子になる…

モナリザなどの有名作品の周りには人だかりがすごく、まともに絵を見られる状態になるまでも数分くらい並ばなければならなかった。

さすが世界規模の美術館。圧巻であった。

なかなかに大変でもあったけど、教科書とかで見たことある作品の実物を、この目でしっかりと見ることができて良かった。


昼食@ルーヴル美術館

色々な作品を足早に回ったので、少し体力を消耗。

ということで、ここで軽食を取ることに。

ルーヴル美術館に入ってすぐ付近には色々な売店やレストランが並んでいる。

レストランは結構お上品で高そうな感じだったので、テイクアウトスタイルのパン屋さんで買うことに。

買ったのは鶏胸肉のサンドイッチ

鶏胸肉がしっとり柔らかく、野菜も新鮮で結構いける。

フランス旅行で昼飯代を浮かしたい場合は、このようなサンドイッチで軽く済ませてしまうのもけっこうありかもしれない。

サンドイッチの隣に美味しそうなマカロンが売られていたので買うことに。

マカロンって存在自体は有名な割に、意識しないとそんなに食べる機会はない気がする。

僕自身、小学生くらいの時に少し食べた記憶があるだけで、味もほとんど覚えていない。

実質これが初めて食べるマカロンである。

食べてみてわかったのだが、マカロンの生地は思った以上に柔らかくてしっとり。

一口食べると生地がほろほろと崩れていく。

中のクリームも込みで食べると結構甘く、甘いものが苦手な人はきついかもしれない。

けど、甘党の人にはたまらないだろうし、何より食感が面白いスイーツだった。


美術館巡り(後編)

昼食を終え、続いてやってきたのはロダン美術館

目的はただ一つ。有名なロダン彫刻である「考える人」である。

どこにあるのかなと、期待を胸に入場すると早速目撃。

考える人

有名な彫刻の割に、めちゃくちゃ普通に外に野晒しにされててびっくり。

写真撮ってる人も何人かいたが、他の美術館に比べると人の数は控えめ。

他にも、外にはいくつかの面白い彫刻がなされていて面白かった。

趣旨のよくわからない彫刻

続いてやってきたのはオランジュリー美術館

モネの睡蓮が有名な美術館。ルーヴル美術館の近くにある。

オランジュリー美術館
中の様子。
睡蓮が壁一面にぐるっと一周。

美術館そのものはそこまで広いわけではないが、睡蓮の作品が壁一面に飾られている様子は圧巻。

フランスの美術館は、芸術作品そのものももちろん見事なのだが、その配置の仕方や、デザイン、美術館全体の構造が美しい。

流石は芸術の都である。


シャンゼリゼ大通り〜凱旋門

オランジュリー美術館を後にし、いよいよパリ観光も大詰め。

そのまま凱旋門に向け、シャンゼリゼ通りに歩を進める。

パリ最大の目抜通りということもあって、道幅が広く堂々としている。

あたりにはいくつか有名な建物も。

そして奥にはうっすら凱旋門が見える。

シャンゼリゼ通り
ルイヴィトン本店も

そしていよいよやってきた、パリ最後の観光名所、エトワール凱旋門。

流石のデカさだ…

これまでにバルセロナ、ブカレスト、キシナウなど色々な都市の凱旋門を見てきたが、やはりパリの凱旋門はスケールが違う。

大きさもさることながら、いくつもの大通りの中心部にあるという構造が、凱旋門の貫禄を引き立てている。

上にも登れるとのことなので、ミュージアムパスを使って登ることに。

ちなみに、ミュージアムパスがないとかなり並ぶことになるかもしれないので注意。

事実、僕が行った時は、凱旋門を半周するくらいの人の列が出来上がっていた。

また、大きい荷物などは持ち込めないので、事前にどこかに預ける必要があるそう。

上からの景色

4日間のパリ旅行の思い出に耽りながら、パリの景色を眺める。

何度見ても美しい街並みだ。

エッフェル塔からの眺めも見事だが、凱旋門からの景色は、色々な大通りを目下に見渡せて迫力がある。

最後の最後まで、パリの景色を十分に目に焼き付けた。


こんな感じでパリ観光終了。

言わずと知れた有名観光地なだけあって、魅力が詰まりすぎたすごい街だった。

個人的には、普通の人が行かないような穴場の国を観光するのも結構好きだが、それでもやはりパリは特別である。

まだまだ訪れられなかった場所もいくつかあるので、それは次来る時に訪れることにしよう。

長い旅を終えてようやく一息。

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