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金婚式目前で3回目の・・・・

Shellからapollostationへ

今日から24セルフ比内、スーパーセルフ大館SSともに
apollostationへの塗装工事が始まった。

昭和50年つまりは1975年
旧シェル石油の特約店になって以来
46年間 ペクテン(貝のマーク)とともに歩んだ

そのペクテンにお別れをつげたのである。

金婚式一歩手前で死別したような・・・
言葉は悪いがそんなところ。
塗装レベルもせっかくかちとったレベル1=フルフェイシャー
(キャノピーが光る)とも
お別れです。
フルフェイシャーってうちのような小規模小資本で
新設のガソリンスタンドを作ってない会社では中々なれないんですよー
頑張って勝ち取ったレベル1だったんです。
ShellのRVI-Eデザインかっこよいよねー
美人でした。

あ・・でもappllostation
2SSともフルフェイシャーなんですよ
これはかなりうれしい
こちらもなかなかの美人です。

Shellマークとの別れは
昭和シェル石油という会社が消滅し
出光興産に変わったときから
当社の意志には関係なく
その別れは決まっていた・

外資系石油会社=メジャーが次々
日本から撤退していき
この大きな流れにはなすすべもなく
Shellというブランドは日本から消えていく
(*来年2022年いっぱいは一部残りますがいずれ消滅します)

小さいころ
シェルのマークのスタンドを親父が経営してることは誇りだった

シェルの貝マーク=ペクテンは
世界3大標章

世界3大標章っていえますか?





マクドナルド、コカ・コーラ、シェル
この3つなんです。

世界中どこでも、そのロゴをみると
なんだかわかる、ってブランド

そのブランドの油屋をうちの親父が経営していることに
誇りをもっていたんです。

実は当社の油屋としての歴史はもう少し古く
現在創業54年になります。

その54年のうち46年が
後妻のShellさんです。

前妻は大協石油(コスモ石油の前身の一部)
のサブ店でした

サブ店とは、元売り会社から直接油を買うのではなく
間に1社挟んで仕入れるお店のことをいう業界用語です。

そう、再婚して晴れて
サブ店から特約店へと昇華し

大協石油から世界のシェルマークへと変わったのです。

親父が愛した、息子の私が誇りにおもったそのブランドとの
お別れが今日となってしまいました。

奇しくも、あす、ハロウィンは
私の54回目の誕生日

この節目に
3度目の再婚で
apolloさんと結ばれる事となります。

時代の流れですね・・・
脱炭素社会で石油製品の流通量は
今後もどんどん減少していきます。

3度目の再婚はどれだけ長くつづけられるのでしょうか・・

せめて銀婚式まではっつづけたいなー
そうすると私は79歳か・・・
もう経営にはかかわってない・・・はず・・・

ペクテンよ
あーペクテンよ ペクテンよ

そして
こんにちは、apolloちゃん♪
わたしがオーナーよ

これからよろしくね。

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