「生きてる」(ポエトリーラップ風)

最近、ポエトリーラップにはまった。
自分でもポエトリーラップ風の詩を書いた。



「生きてる」

今朝も目覚めてしまった
陽はいつの日も容赦なく上る

目覚めたくない
朝だってあるさ

あの時、ああすれば良かったのか?
あの時、ああ言えば良かったのか?
なあ、正直に教えてくれないか?

人生に正解は無いという
俺は毎日間違えてばっかりだ

昨日は仕事の帰りに、夜空を見上げたんだ
空には星が瞬いていたんだ
間違えが許された気がしたのはその瞬間だけだった

今日も明日も明後日も明々後日も、俺は手足を動かして働くだけ
俺が選んだ道だから、そこには迷いは無いんだけど

それでもこの間の休みの晴れた日、公園であたたかい風にあたった
その時なんとなく、あいつとまた話したいと思ったんだ

そうだ、あの時のあいつらは
今は何処にいて何をしてるのかな

今日も行くところ、やる事があればいいさ
元気じゃなくても生きててほしい

俺の事は許さなくていい
そういう事は分かってるさ

あれからどうしようもなく俺の日々は
出会いと別れを何度も何度も繰り返し
亀のように一歩一歩踏みしめながら毎日過ごした

気付けばもう何年も経ってた
桜が散るのを何回も見た

今も何処かにいてくれよ
会えなくても良いから生きててほしい
どこかで夜空を見上げてほしい

目覚めたくない
朝だってあるけど

やる事やる為今日も起き上がる
ああそうだよ、俺は生きてる

朝は起きたら顔を洗い
夜が来たら空を見上げる

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