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感想『学校を変えた最強のプログラミング教育』松田孝

仕事で必要だったので学びのためにと思い、読んでみました。最近考えていたことが実現している印象を受け、おおお となりました。

概要

無理やり三つにまとめるとこんな印象。
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1、society5.0は、大人にとってcoming soonでも、子どもにとってはnowかもしれない

2、学びはコンテンツベースからコンピテンシーベースへ移行している

3、プログラミングの授業を通して、子どもが未来に必要なコンピテンシーを育むだけでなく、教員のマインドセットも変えていくことができる

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本書はプログラミング教育の方法論ではなく、プログラミング教育を通して、学校教育のあるべき姿や理想を追った、著者の実践の様子が書かれている。

学校教育は本来どこに向かうべきなのか。変化しない学校はsociety5.0に生きる子どものための学習の場になっているのか。今の時代における教員はどのような姿であるべきか。そんなことを問い直すきっかけになった。

「授業」とは何なのか を問い直さないといけないと思うし、それは我々大人が昔に経験したものとは全く別の形になるべきであると感じた。

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