"書く"と出会っただけ
真夏のピークが去ったばかりと思っていたら、あっという間の年末。「あ、金木犀の香りがする」と思ったのも、つい昨日のよう。一年が過ぎ去る時間は年々早くなっている気がする。
知人に一年のお礼を伝える機会も出てきて、「ああ、また一年が終わるんだな」と感傷的な気分になったりもする。
変化のたくさんあった2020年を経てからの2021年。2021年は、"書く"と共に生きる"私"との出会いだった。
迷走する
sentenceに入会したのが去年の12月29日。イベントやコンテンツをしっかりみ始めたのは年明けからなので、書くことに向き合い始めたのは2021年からだった。
今年読んだ本の4分の1がライティング系なので、そんなところからも"書く"を意識し続けたことがわかる。
にも関わらず、一年のスタートはどんよりだった。自分の好きなことや得意なことがわからなくて、モヤモヤ続き。人とも上手く噛み合わない辛い期間だった。
書いている時間は、私を支えてくれた一つだったと思う。
試行錯誤する
書く技術を学び、実力を試したくなってきたのが夏頃。ちょっと自信がついてきて、「人の役に立つために書けないかな?」と思い立った。
そうして書かせていただいた記事は、「魂を削った!」と充実感のあるものになった。
執筆の機会をいただいただけでなく、執筆の相談にも乗っていただけたおかげだと思う。この頃から気分が上向いてきた。
他に、ショートエッセイが掲載されたことも、嬉しかったことの一つである。書き続けることによって、モヤモヤも徐々に薄まっていった。
この時期は特に、"書く"ことに元気をもらった期間だった。
もっと"書く"と共に生きる
書き続けた結果、一つの仮説にたどり着いた。文章を納品してお金を得る活動が、自分に向いているかもしれない?という仮説だ。
そんな理由から、実験的に個人で仕事を受け始めたのが11月。今のところ、書いている時間は充実していて心地よい。睡眠時間を削りがちなので、生活とのバランスだけがお悩み。
楽しいから
こんな風に書いて生きた2021年だったけれど、私には長期的な目的があるわけでもない。2021年にたまたま私と"書く"が交差しただけ。先のことなんてわからないし、決まっていることは何も無い。
それでも、何故書くのか、と訊かれて、楽しいから、とこたえるような単純さで、2022年も書いていくと思う。
このnoteは「書く」と共に生きる人たちのコミュニティ『sentence』 のアドベントカレンダー「2021年の出会い」の21日目の記事です。
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