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「姫路市」×「秋祭りの屋台」で「富裕層観光」ができないか考えてみた

姫路市は、秋祭りの屋台を活用して富裕層向けの観光体験を提供することを検討してみてはいかがでしょうか。なぜなら、姫路城の圧倒的なインパクトに匹敵するものとして、秋祭りの屋台が挙げられると考えられるからです。

毎年新調した屋台があるなら、一台ぐらい古い屋台を観光客用に利用することも可能でしょう。さらに、播州地域は全国的に見ても同じような祭りが広範囲にわたって行われている唯一の地域であるため、屋台の補充に困ることはないでしょう。

具体的な提案として、富裕層の観光客には、実際の祭りの衣装を着て屋台の乗り子を体験してもらうサービスはどうでしょうか。さらに、有償ボランティアで練り子を募集し、実際に練り歩き体験も提供します。これらのサービスを通じて、数十万円という価値のある体験を提供することが可能となります。

また、ミドルアッパー層の観光客に対しては、屋台蔵の中で屋台の太鼓を叩くという体験も提供してはどうでしょうか。その際、屋台蔵にスピーカーを設置し、「ヨーイヤサー」という掛け声が響くようにすることもよいでしょう。

そして、この体験サービスで稼いだ利益の一部を地元の文化財の管理維持費にあてます。自分たちで文化財の管理維持費を捻出していくサイクルをつくることは、これからの時代必要になってきます。

このように、播州の秋祭り体験サービスを姫路市で展開することは、姫路市の観光地としての魅力を多角化し、富裕層の観光客の滞在期間を延ばす有効な手段となるでしょう。

現在、姫路市の観光は姫路城が主導的な役割を果たしていますが、これに加えて地元の伝統文化である秋祭りの体験サービスを提供することで、観光地としての魅力をさらに高め、観光客の満足度を向上させることが可能になるでしょう。

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