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研究プロジェクト Day3「ピボットを検討」

1ヵ月ぶりの研究プロジェクトクラス。この1ヵ月は前進しているどころか、後退しているように感じた。

というのも、最初のサービスとしてモニター募集をしていた通院支援サービスにほとんど手ごたえがない。

顧客インタビューしたり、ポスティングしたり(メンバーが日曜日を使って800部配ってくれた)、ドクターに協力してもらったりしているが、なかなか体験利用に繋がらない。

ニーズがあり、利用したい人はいるが、実際に利用するまでにクリアしなければならないハードルが色々とあるようだ。それが分かっただけでも前進か…。

引き続き通院支援サービスの提供は視野に入れたまま、ピボットを検討する必要も出てきた。

ピボットのレベル感としては、
①ケアのマッチングサービスというコンセプトは継続し、最初にサービスをピボットする
②ケアのマッチングサービスからピボットする

①は小さなピボット、②は大きなピボット。

介護関連のマッチングサービスを行う会社も増えてきているのが分かってきた。

・介護事業所と介護職員
・介護事業所とボランティア職員
・在宅高齢者と生活支援サービス提供者など

需要サイドは介護事業所と在宅高齢者で、供給サイドはプロの介護職員や看護師、または素人。この組み合わせの中で、「誰にどんな価値を提供するか?」により各社で戦略が異なっているようだ。

Day3クラスの前に山中講師にも「前進している感じがしない…」とそ相談したが、「スタートアップとはそういうものだ、健全に悩んでると思う」と言われた。

そういえば、TEDトークでもスタートアップ起業家の心理状態をおもしろおかしく話しているのをみたことがあった。

スタートアップ起業家の心理

①新しいアイデアをおもいつく
②「やった!オレ天才!世界が変わるぞ!」
③「いや、どうかな?」
④「これやっぱだめかも…」
⑤「ああ、全然ダメだ。全然イケてない…。」
⑥「いや、やっぱいけるかも…」
⑦「いける!やっぱオレ天才!」

この心理、非常によく分かる(笑)
いま、④→⑥の移行期っぽい。

クラス後半のチームディスカッションでは、ブレストしてサービス案を10個リストアップした。

家族を介護している人にもリーチできていなかったが、アンケートを実施して、何名かにデプスインタビューもできることになった(1名はすでに終了)。

研プロも折り返し地点まできてしまったので、そろそろ何か成功体験がほしいところ。残り3か月、何か形にしなければ。(というか起業前提なのでその後も続く予定だけど)

介護サービスの会社を経営しながら、経営学を学ぶため大学院に通っています。起業前の13年間は特養で働いていました。介護現場と経営と経営学、時々雑感を書いています。記事は無料ですがサポートは大歓迎です(^^)/