家事の楽しさなんて少しでイイ
僕は家事の仕事をしているくらいだから、家事が嫌いではありません。
でも、「家事は好きですか?」と聞かれて、「好きです!」と言い切る自信はありません。「嫌いではない」と「好き」の間には、ずいぶん隔たりがあります。
誰にでも得意不得意、得手不得手があるように、僕にもそれはあります。
苦手な家事は大きなスペースでの収納や片付け。長い間、狭い部屋でモノの少ない生活をしていたので、結婚してモノがいっぱいの人と暮らし始め、そのギャップがなかなか埋められず、それが今も続いている感じ。
苦手な領域がある一方で、得意な領域も。
料理は基本的に得意で好きです。新しいメニューにトライして、それが美味しくできた時なんかはやっぱり楽しいし、「料理ってオモシロイ!」を実感します。
でも、そんな料理でも、楽しくない時があります。とくに、休みの日の昼ご飯なんて、本当にメンドウ。「自分一人の昼ご飯なら、インスタントラーメンに卵とネギだけですませられるのに…」と思います。
僕はたまに楽しい時があるくらいで十分です。
それがあるから、メンドウな時もなんとか乗り越えられます。
日々の「なんとなくやってる家事」に、たまのキラキラ家事が入り込むから新鮮に思えるわけだし、「たまにでもある!」と思えるから、続けられるし、家事の全部が嫌いにならずにいられてます。
得意と不得意、好きと嫌い、楽しいと楽しくない。いろんな尺度があるから、それを自分の都合に合わせて使い分けながら、なんとか続けていけるように自分をもっていく。
楽しさなんて少しでイイんです。
他に楽しいことがあるのなら、なおさら家事の楽しさなんて追求しなくてイイと思います。
やるからには楽しまないと!や、
楽しくやらないと美味しくできない!や…
そんなの考えなくてイイんです!
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