サウス　環境克服(5/29)

(要約)
気候変動、インフラ不足、貧困、様々な問題があるグローバルサウス新興各国がビジネスでの逆風を図っている。ナイジェリア創業のMooveは、銀行から借用できない、一定の収入はないが働く意欲はある労働者に自動車ローンビジネスを展開。顧客評価や運転技術、働く意欲などをAI分析する。ウーバー等から出資を受け、既にインドやUAEへ展開。貧困者を救いながら貸し手リスクを軽減。記録的猛暑が続くベトナムのLEGO工場では、12,000枚の太陽光パネルを敷き実質温暖化ガス排出量を0にしている。トルコではエンタメが人気である。トルコドラマは170カ国7億人以上が視聴。輸出規模は米英に続く3位を誇る。

(考察)
その国の特徴を弱み化せず、逆転の発想でビジネスへと転換している。貧困があるから生まれる自動車ローンサービス。気候変動はエネルギー創出へ、宗教への価値観はドラマで変える。日本も人口減、電力不足、高齢化など様々な問題がある。それらをどう活かすか。人口減により余った土地に再エネ装置を導入。高齢化により介護ワーカーを救うサービスの提供。ポジティブに特徴を活かせるか、ビジネスにおいても人生においてもキーとなる。