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「製造業 24年3月期過去最高益」
(要約)
製造業の純利益が過去最高を更新した。9日迄に決算発表した東証プライム上場企業約170社を集計。前年23%増の14.8兆円、非製造業の11.6兆円を上回った。22年3月期以来で、21年3月期迄は10年連続で非製造業が上回っていた。要因は、値上げ・販売増・円安が上げられる。自動車部門が牽引しており米国中心に世界で値上げしたハイブリッドが売れた。また円安も影響しており、大和証券によると1円の円安により主要企業は経常利益を0.4%押し上げると見ている。大手メーカーはサプライヤーへの還元を考慮し、中小企業の賃上げを図る。

(考察)
円安が負の影響だけではない事がわかる。裾野が広い日本の製造業、技術的に真似できない要素もあり世界に打って勝てる分野。各国の地球温暖化、脱炭素への取組みに対して支援できる「モノ」の開発、製造、販売を強化していけば国内景気はさらに好循環となる。自動車産業に留まらず、エネルギー分野での海外売上、利益創出を期待したい。

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