ゴールドマンサックス4-6月期利益2.5倍(7/16)
(要約)
米金融大手のゴールドマンサックスの4-6月期純利益が前年同期比2.5倍の30億ドル(約4,700億円)と発表された。資本市場における資金調達活発化にて主力事業の投資銀行業務の手数料収入が回復、21%増の17億ドル。M&A助言では7%増。3四半期連続で前年同期比を上回った。
(考察)
投資銀行業務の業務内容はカバレッジとプロダクトに分かれる。カバレッジはM&A業務や証券発行の営業〜フォローにより手数料を売上とし、プロダクトはカバレッジが獲得してきた案件の価値を多角的要素から計算する。日本では投資銀行と民間銀行のイメージが被るが、銀行は個人からの預金があり個人や企業にお金を貸すビジネスモデルである。投資銀行は証券会社に近い。証券会社は個人にも顧客がいるが、投資銀行は企業のみを顧客とする。
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