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さらば、ぬるま湯生活~術後初シャワーから退院までのオハナシ~
編み物でメンタルを落ち着かせつつ、ほぼ合宿みたいな毎日を送っていた入院生活。
居心地よすぎて、ずっと病院に居たいと願ったものの、当然そんな訳にも行かず(笑)
⬇️前回のオハナシ
退院日が決まり、念願だったシャワーの許可も下りました。
看護師さんから
「石鹸を よぉーく泡立てて、これくらい こんもりさせたら、その泡を手術痕の上に乗せて、こんな感じで優し〜くフワフワと洗ってね。なるべく傷には触らないようにね。」
ゼスチャー付きでレクチャーされ、ドキドキしながら身体を洗いました。傷に触るなと言われましても、なかなか難しいじゃないですか(笑)
で、この日、初めて手術の傷痕を鏡で見た訳ですが、一瞬固まった程度にはグロかった(言い方)
けど、まじまじ見ました。
まぁ、そうだよねー…切り開いて悪いトコごっそり(私の乳管癌は長さ7cm弱だった)取り去って縫い合わせたんだもんね、こうもなるよねー
そりゃー 痛いわけだわ…うんうん
ホラー映画見慣れてて良かった。
両親共に今まで あちこち手術してたせいか、なんか この手の事に免疫もついてて良かった。
シャワー後、看護師さんがドレーンの傷口の絆創膏を貼り替えて、手術痕にガーゼをペッタンしていってくれました。
しばらくすると、ベッドの仕切りカーテンの陰から、担当医師がコソコソと顔半分だけ覗かせて
「りょうたろーさん、元気?」
え?どうしたんですか急に???患者に元気?って???え、いやまぁ、元気っちゃー元気ですが?
「傷、見たよね?ショック受けてない?シャワー浴びたって聞いたから、大丈夫かなぁ〜って。心配になって様子見に来ちゃった」
ちょっ!先生!登場の仕方、可愛すぎやしませんか?ってか、友達か
(心の声)
「今は ちょっとえぐれて見えてるけど、時間経てば盛り上がってくるから、凹みは平らになるから安心して!」
あぁ、盛り上がって平ら…盛り上がって…平ら。もうちょいサービスで盛り上がらないもんですかね…ま、ならないっすよね…そんなだったら、苦労しませんよね
(心の声)
先生は、あまりショックを受けていない様子の患者に拍子抜けしたようでしたが、私の話を聞いて
「あぁ、そんなんだ…お母様も乳がんで、なるほど。
うん!とにかく、落ち込んでなくて良かった♪安心した♪」
入院中 常々思ってましたが、私の担当医師…フレンドリー過ぎ。
でも、先生は これまで、ショックを受けて落ち込む患者さんの姿をたくさん見てきたのですよね。心配にもなりますよね。
ゆるふわに見せかけて、相当強い方なんだろうな、じゃなきゃ〜やってらんないよね、とも思いました。
退院時にも、仕事の合間を抜けて会いに来てくれました。ついさっきまで手術してたのかな?って分かる姿でした(笑)
「次は、外来でね。」
はい、外来で!術後の経過も先生が診てくれるんですね。ありがとうございます!嬉しい♡
先生、仕事に戻る道すがら、待合いスペースに迎えに来ていた我が子に気付いて
「あ!もしかして、りょうたろーさんの息子さん?雰囲気似てる〜♪すぐ分かったよ〜♪あ、お母さん、今来るからね!もうちょっと待っててね♪」
とか、声掛けてニコニコと去っていったそうです。
まさか、手術を担当した医師だとは思わなかったそうで、かなりビックリしてました。
「母の友達?とか思った」我が子談
ぬるま湯環境、心地よすぎました。
そんなこんなで、泣く泣く退院した私なのでした(コラコラ)
⬇️乳がん関連のオハナシまとめてあります。多分、あまり役に立たちません。それほど闘ってないので、闘病記と記せません…ゆる〜く書いてます。もしよかったら。
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