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人生の主人公である前に脚本家であれ。

人生の主人公は自分自身。
そんな言葉にどこか違和感を覚えて。
使い古された言葉な気がして。

そんなの分かってるよ
うるさいな
今めちゃくちゃキツイんだよ
今日はもういいや

そんな1日だってある。生きていれば面倒くさいこと、思い描いた理想的な日常にならないこと、山ほどある。最悪な1日だってある。誰かに見せたくない、語りたくもない、墓場まで持っていきたいぐらいダサい1日もある。

生きていれば辛いこともあるし、理想を掲げた瞬間から諦める理由が沢山出てくる。お金がないから、時間がないから、会社で結果を出してから、家族がいるから、親と話し合ってから…

だけども、常に自分の人生の舵を握って、どこに向かうかを決められるのは自分だけにしかできないことだってことに気付いている人は一体どれぐらいいるんだろうか。

7月7日
人生食堂を無事にOPENできました。

1年前には考えてもなかった未来が、景色が目の前に広がっていて、こんな自分が密着取材されて、奇跡の連続を生きています。そしてこの景色は自分の力だけでは到底見れなかった。

東京で開催している人生食堂ですが、長野、仙台、京都、大阪、広島と遠方から来てくれた人もいて。言葉に出来ないほどに感謝です。当たり前ではないこの景色をもっと大きくしていきたい。

それが今の僕の想いです。

価値を大きくしていく。もっと喜ばれるプロダクトを作っていく。今の人生食堂に磨きをかけていく。運営の子が途中で涙を流しながらプレゼンしていたのですが、それだけ彼女自身も僕が見えないところで辛いことやしんどいと思う事に向き合っている証拠だと思っています。

本音を話せば、涙の一つや二つ出てくる。
みんな何かしら見えないところで努力して、周りには理解されない苦しみを抱えながら生きている。

カッコよく見えるあの人も、取材されて意気揚々としていた僕だって、人にはなかなか話せない苦しみを乗り越えて、今があります。

去年開催したイベントは楽しかった。
だけども赤字だった。

人には見せられない悩みは誰だってある。でもそれを隠すのが上手いのが、大人なんだと思います。隠すのが上手になってしまっただけなんです。


人生の脚本家であり、主人公であり


僕たちは大前提、人生の脚本家であることを忘れてはいけないと思っています。どれだけ落ち込む日々があっても、それも「人生」というドラマの中のワンシーンであって、そういう日があるって予め設定されてるって思えば、意外と人生楽しいんですよね。

もちろん、アドリブのように予期せぬ最悪なこと、逆に最高に幸せなことが起こるのが人生なんだと思います。そして役割も自分で決められる。どんな物語にしようか、どんな登場人物を自分の人生に登場させるのか、全て決められるってことを忘れないで欲しい。

上手くいくことが多くないのが人生の醍醐味で、ぶつかった大きな壁と睨めっこしながら、それでも乗り越えていくのが楽しい。

利益と幸福の追求

僕の経営哲学。
僕たちは人生の脚本家であり、経営者である。
そしてもちろん主人公。

現実社会でも、僕は起業家/経営者という道を選ぶために、七転八倒しながら日々を生きています。

18-22歳まで僕はお金儲けにあまりいいイメージを持っていませんでした。だけども先日の人生食堂でやっとその考え方が大きく変わった気がします。お金は価値のない所には流れない。あくまで価値がある所にお金が流れて、価値が大きければ大きい分、喜びが大きければ大きい分、利益も増える。

利益の追求だけでは面白くない。そのお金に目の前の相手の感情が乗るか、どうかが大事。支払った後に幸せになっているかが大事。人生食堂も来てくれた人の明日からの生き方と幸福度が上がっていかないのであれば、それは失敗です。

若者が喜びを感じ、幸福度が上がる場所を作り上げ、仕組みにし、次は大人向けの人生食堂を作ろうかと選択の狭間にいます。お酒を飲みながら語る、大人の本音が何より若者の希望だってことを、もっと大人に知ってほしい。

こんな生き方してるけど、本当はこう生きたい。
実はもっとこんな人間になりたい。

可能性の扉を閉めかけている大人の扉を開けたい。
あなたたちが諦めてどうする!と
もっと遊び心を持って幸せに生きる大人を増やしたい。

人生いくらでも舵を切れる。人生の方向なんて何度だって変えられる。そんな大人を増やすために、まずはプロジェクトを。そしてそこから事業化にしていき、法人化させます。

地に足のついた経営で、だけど有り得ないほどユニークで面白い会社を社会に存続させる。これが今の僕の想いであり、希望であり、待ち遠しさです。

僕らの人生というドラマの脚本家は「あなた」だってことをどうか忘れないで欲しい。これが僕自身が想っていることであり、これから社会に伝えていくメッセージです。



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