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10月1日。いきる。

上手に生きてますか?
生き方の正解はない。だけれど
敢えて正解を考えてみると
大抵、お金の話になる。
生きるとはお金を稼ぐことだ。
お金を稼ぐとは、働くことだ。

つまり、働かなくては生きられない。
働かずにお金を稼げないからだ。
働くとは、労働時間を売ること。
労働時間を売ってその対価を得る。
労働時間とはすなわち、生きている時間。
生きるためには働く必要があり
働くには生きている必要がある。

あれ?何だかおかしい。
生きるための仕事なのか
仕事のために生きるのか?
どうせ仕事をするなら楽しめる仕事……だよね。
楽しめる仕事ってなんだろう。
自分の得意不得意を見極めて
自分がやりたいことを見つけて。
やりたいことができて、お金を貰える仕事こそ
楽しめる仕事のはず。

あれれ?やりたいことを見つけて飛び出しても
やらせて貰えない。そのやりたいことをやらせてもらうには、資格が必要。スキルが必要。教養が必要。それらがない人は、やりたいことはやれない?
やりたくないけれど生きるために仕事する。
上手に生きるという目的からは遠ざかる。
じゃあ、どんな資格、スキル、どのくらいの教養があれば、やりたいことをやれる?目標なしに自分を鍛えることは、できない。目標、つまり、やりたいこと。やりたいことを見つけるために、資格やスキル、教養を身に付けなさい。そうやって。わたしは学生時代、先生に教えられた。教養とは。それは教科書の丸暗記ではない。教養とは教えられたことを自分なりに咀嚼し、自分の言葉で表現出来た時に血となり肉となって、ようやく知識として扱える。それはわかる。資格は?最低限、その世界に飛び込むための基礎知識としての側面が強い。通行証手形みたいな?ここを通りたければ手形をみせぃ!というアレだ。スキルは?働きながら獲得していくしかない。経験と引替えに身につくものが、スキル。目に見えたらいいのに。スキルレベル2。3になったら、これを覚えます、とか。なぃもんね。社会に出てさ、そういう見てわかりやすいモノサシって。

だから何となく横を見て。常識の範囲を確認して。そして自分を律してた。あの人がああやってるなら。わたしもやらなくちゃ。みたいな。
それが、急にポーンと無くなった感覚がある。
年齢からそう感じるのか?それとも、ロールモデルとしての完成度があまりに今の自分と乖離しすぎていて、目指せる気が起きなくなったからか。

あと数分歩けば山頂に着けそうな道のりなら頑張れる。でも丘を超えたらさらに大きな、それも、1日や2日で登れそうに無い山がそこにあったら。途方に暮れてしまう。途方に暮れたら?歩く気力すらなくなる。もう何を頑張ったらいいのか。お金を得るために働く。ただそれだけの毎日になってゆく。

わたしだけはそうじゃない。
わたしはわたしの道を選びながら
前に進んできた。

そう思った。いや、今もそう思いたい。
思えない訳では無い。ただ、どうしようもなく
揺らぐことがある。敢えてこの道を選んだ。
確かになぜ?どうして?そういう疑問の目を
よく向けられる。それはいい。分かってもらおうとは思っていない。だが、それでも、ああはなりたくないなという感じの目を感じることがある。それは流石に凹む。わたしは私にしかできない選択をしている。それはわたしのこだわりでもある。だがそれを他人に無価値だと決めつけられるのは勘弁ならない。そこに腹を立てていても仕方が無いので、ご自由にどうぞというスタンスではいる。だが、自問自答は終わらない。どうして?なぜ?わたしはいま、こうしているのか。もっとマシな生き方は出来なかったのか。わたしはどこまでも歪な生き方をして来たらしい。だってそうじゃん?学生時代こそまともそうな生き方だったけど、卒業と共に就職せずに引きこもり。そしてようやくアルバイトをするようになったかと思えば、突如、学校に行きたいと思って再び学舎へ。その後、藁をもすがる思いで、編集プロダクションに転がり込み、スパルタ教育を施される。そこでなにかねじ曲がったのだ。それが当たり前だったわたしだが、やはりつらくなって5年で退職。その後合わせて4回の転職だ。そしていまの職場にいる。それは何の巡り合わせか、私が最初に選んだ紙の編集の仕事。そして、前職の経験を活かして、単なる編集ではなく、企画営業としてのキャリアをスタートさせた。それは、編集を7年、営業を10年ほど携わってきた私なりの仕事人生の集大成という位置づけである。

わたしはストーリーを持って生きている。わたしは自分のストーリーは揺るぎたくない。ここにもわたしのこだわりがある。確かに自慢出来る人生ではない。貯蓄だってそれほどない。だが、昨日でわたしは結婚10年という節目を迎えた。いいじゃないか。わたしはやりたいことをしている。その上で結婚生活も10年だ。それはわたしのような破天荒な人生における、唯一のトロフィーであるのかもしれない。

MUSICAでした...♪*゚

やー。どこへ行けばいいのか。
毎日が迷いまくりです☆ 目の前の仕事をこなす先に
理想の未来があると信じて!信じるしか!

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