見出し画像

自己紹介ぱーとつー。

わたしのこと。語りますね。
わたしはムジカ。
とあるゲームのキャラクターとして
この世に誕生しました。

わたし、あ、ここでいうわたしは
ムジカの中の人という意味で💦

わたしは、とても悩んでいました。
それは、じぶんをどう表現すれば
周りと仲良くできるのか?という悩みでした。

というのも、わたし、友達がいません。
ひとりもいません。でした。
友達って呼べる方がいたこともありました。
けれどその友達は、結婚して、奥さんができてから
やはり遠くなってしまいました。
(最後は奥さんに嫉妬されてました)

なので。その頃からわたしの友達は
いなくなりました。
代わりに職場の仲間ができました。
職場の仲間を仮の友として
楽しく毎日を過ごすことにしました。

それから数年がたち。
わたしも、結婚することができました。
そして第一子を授かり、そこからは
家族3人セット。
これが、わたしの単位となりました。

それから数年が経ち、
わたしという個は親という形に変わります。
それはやはりなかなかスムーズにはいきませんでした。
楽しくないわけではないけれど、
どこか焦りのような、不安のような
そんなものが大きくなっていきました。
それは私個人の存在意義の揺らぎだったのだと
今はそう思います。

その頃からでしょうか。

わたしはどんな人間であったのか。
わたしは何をしたい人間であったのか。
悩むようになりました。
家庭を持ち、仕事もそれなり。
このまま、あと30年もすれば
わたしの人生は終わる。
わたし個人の時代は終わり、
この子をどう育てるかのみが
わたしに課せられた最後の仕事なのだ。
そう思い込もうとしました。
そうできていたと思います。
なんら不満もなく。
けれどやはりそれは
私の個を蝕んでいきました。
世間から見れば幸せそのもの。
もちろん不幸せではありません。
けれどどこかになにかを
置き忘れてきたような。
そんな寂しさから
わたしは、わたしを手放すような
無気力感にずぶずぶと沈んでいったのです。

そんな頃、仕事の環境も一変します。
出向という名の恐ろしいほどに
厳格な統括部長の登場です。
しかも真っ先にわたしがその標的とされて
しまいました。
そこからは……まさに無。
わたしはそこにいながらにして
そこにはいない存在かのごとく
気配を完全に消し去ってしまったのです。

「もうこの世にはわたしの居場所などないのかもしれない」

そんなふうに考えたこともあります。
死ぬわけでなく、生きるわけでなく
ただ歳をとることを待ち続けるだけの存在に。

そんなとき、妻からあるものを
プレゼントされました。
それは、いわゆるファミコン互換機というものでした。

わたしは昔ゲームが好きだった。
そんなことを覚えていてくれたのでしょう。
古いソフトも数個添えられていました。
それをいくつかプレイしましたところ
ぶわあっと当時の記憶が蘇ってきたのです。
「そうだ。わたしはこういうものが好きだった」

そこからでした。
ある程度遊んだ後、やはり物足りなくて
最新のゲームがやりたくなったわたしは、
PS4を買いたい、と提案。
嫁には全録対応の録画機を買うことを交換条件に
それらを一度に揃えました。
最新のゲームはどれも驚くほどハイクオリティな
ものになっていました。操作も訳が分からないほどに難しく、映像や音楽は映画そのものです。
圧倒されつつもそれなりに楽しめた私。
それから1年ほど遊んだ私はもうすっかり
ゲーマーとしての勘を取り戻しつつありました。
その頃、たまたまなにかのネット記事で
私の好きなゲームのテレビドラマ化を知ります。
「お、これ面白そう。見てみるか」
確か。最初はそんな感想だったと思います。
「オンラインゲーム?なんだろう。ははぁん
おそらく電車男みたいなオタクがやるやつだな?」
……発想が古くてすみません💦ほんとうに
その程度の認識でしたので……。

そして放送が開始される数日前。
わたしはそのドラマの元になったゲームについて
何気なく調べていました。
「ふーん。色んなキャラを作れるのね」
「みんな似たような顔だなあ」
「こんなの絶対感情移入できないって」
そんなふうに思ってました。
「月額掛かるのか。それはつらいな」
そうして興味を失いかけたそのとき。
「……え?フリートライアル?35Lvまで?!」
さらに調べると、体験版があり、
それは導入するのにお金がかからないこと。
そして気に入れば製品版へ移行できること。
さらに、決定的なことにPS4でもできることが
わかったのです。
「それならやってみるか。そのほうが
ドラマも楽しめるかもしれないし」

そして、わたしはソフトを
ダウンロード。

それがわたしの人生を
大きく変える出来事になるとは
全く思いもせず。

もうおわかりですね?

そのゲームとは
ファイナルファンタジー14。

そのドラマとは
「光のお父さん」です。

わたしの第2の故郷、
エオルゼアでの生活のはじまりでした。

今日はここまで
また続きは今度。

あなたの人生の扉が
明日開きますように☆

じゃあ、またね(了)

MUSICAでした♪

※copyright (C) 2010 - 2020 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

この記事が参加している募集

自己紹介

サポートいただけるかた、大募集です! 知りたいこと、ありませんか? わたしでよければ素敵なコトバを贈ります♪