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心の傷を癒すということ

(過去ブログの転載です)

2020.7.31


心の傷を癒すということ


というドラマが


今年1月に放送されていました。


毎回毎回


精神科医の安(あん)先生の言葉が


胸に染みて


泣きながら観ていました。


私は中学生の頃に


カウンセラーにりたい!


と思ったものの


家庭の事情で大学に行くことは叶わず


カウンセラーや臨床心理士のような仕事は


その後は諦めました。


それで何故かセラピストのような


肉体をケアするお仕事に携わり


身体のケアのほうが分かりやすくていい、


なんて思った時期もあったのですが


私の中にはいつも


心のケア


というものが引っ掛かっていました。


色々民間の資格はたくさん取ったけど


人の心の問題はとても難しく


やはり私にはできない、しないほうがいい、


とも思います。(今はまだ…笑)


このドラマを観ていてずっと


「精神科医の先生はいいな~。

 何を言っても説得力があるし。

 お薬だって処方できる。。

 病院には他にもたくさんの人がいるし

 心強いだろうな~。」


って思っていました。


安先生は阪神大震災の時に


心のケアの重要性を感じて


心のケアを広めていかなければならない、


と思ったらしいのですが


なんとその最中(さなか)に


実はすごい無力感を感じていたと言います。


本当に人って分からないものですね。。


私には無敵に思えた精神科医の先生ですら


内情はそんなふうに考えていたなんて。



大きな災害が起こると


大抵の人は無力感を感じるのだそうです。


こんなことやって何になる…

こんなことには何の意味もない…

自分には誰も救えない…


でも、実はそんなことはないのですよね。


世界中の人は救えなくても


自分の周りの誰か一人は救えているかもしれない。



今も、まさに世界中が大災害のような状態です。


こんな時だからこそ


自分は無力だ、何の意味もない、


なんて思わずに


自分を労り


家族を労り


大切に過ごすことが重要だと思います。



カラーセラピーや


アートセラピーなどもありますが


芸術というのはものすごい力を持っています。


芸術家の方たちは


どうか押し込めずに


たくさん創造して


たくさん発表してほしいです。


こんな時だからこそ。


創造性を高めていくことは、大事です。


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