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【第一印象】すべてマスクのせいです

  目安:約1100文字

先日、息子がひどい体調不良で学校を休み
動けなかったので病院にも行けず
次の日も同様に学校を休んだので
フラフラの息子に付き添って病院に行ったときのこと。
(ちなみに、目眩だったので耳鼻科です)

受付を済ませたら、初診だったということもあり
看護師さんによる事前問診があるそうで
待合室で待っていました。

しばらくしたら看護師さんが現れて
『○○(息子の名前)さんですね~』
といって、こちらにやってきて
自分の目の前に腰を下ろしたので
『いえ、○○はコチラです』と
息子を差し出した、という出来事がありました。

フラフラな状態の息子にも
この出来事はウケたらしく
帰宅後『ありえない』と、
以前オープンスクールで先生に
友達同士だと思われた過去を引き合いに出されて
笑われました。
確かに息子は高校生になり、身長も越されましたけど。

とはいえ、病人と付添人や親子の判別など
マスク生活になってしまったら
いろいろ見えないので
わかりづらいんだろうなと感じたのですが
顔部分(表情とか顔つき)による第一印象って
とても大きいんだなぁと実感しました。

以前息子がTikTokか何かで
『目だけ笑っている人(マスクの中は笑ってない)』
という動画を見せてくれて
「怖いな」って笑って見てたことがあるんですが
一昔前は『目が笑ってない』という表現がありましたよね。
今は完全に逆ですね。

今はマスクで何でも隠れるから
変にマスク依存というか、マスク慣れというか
してしまっている人も多いのではないのかなと思います。
かくいう自分だってそうです。

もともと反応が薄いらしくて
(どう反応していいか分からないだけだけど)
愛想笑いやその場を潤滑にする表情など
完全に苦手分野だったんですが
マスクになってそういう苦労も減った気がするし

電車の中で執筆したりnote記事や本などを読んでいて
おそらく何となく漏れてしまうであろう
妙な表情の動きや
そもそも顔そのものを隠せるマスクという存在に
とても依存しています。
たぶん、NOマスク推奨になっても
苦しくないときはマスクし続けると思います。

だからこそというかなんというか
今回の出来事はちょっとした打撃で
人の第一印象を感じ取る要素
というのが少しづつ変化しているのかもしれないな
……と思いました。
どう変化したのかはわからないけど。

その反面、高校入学から
ずっとマスク越しで学校生活を送る息子は
友達の顔がよくわからないと言います。
マスク慣れもいいけど
やっぱり人間関係で見えないところがあると
不便なのかもしれないなぁ……

まあ、それだけのお話。
つぶやくには長かったので。

きっとNOマスクでいたら
息子と並んでいても
いろいろ間違われないと信じています。
すべてマスクのせいです。

最後まで読んでいただきありがとう
ではではまたまた

梅本龍

最後まで読んでいただきありがとうございます!