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2020年NHK大河ドラマ『麒麟がくる』あらすじ&感想(第41回「月にのぼる者」)

■あらすじ

大坂本願寺、丹波と、終わりの見えない戦に追われる光秀(長谷川博己)。追放された将軍・義昭(滝藤賢一)は、諸国の大名に向けて「信長(染谷将太)を倒し幕府を再興せよ」と御内書を送り続けており、事態は混迷を極めていた。光秀は、訪ねてきた秀吉(佐々木蔵之介)に、自分に密偵をはべらせ、行方不明の名茶器「平蜘蛛(ひらぐも)」を隠し持っていることを信長に報告し、さも裏切ったかのように仕向けた調略について問いただす。


■大河紀行 滋賀県近江八幡市

美濃と京の中間に築かれた安土城。琵琶湖の水運を利用することができるこの地に、信長は居城を移しました。築城当時の安土城は、琵琶湖の内湖(ないこ)に囲まれていて、家臣たちは百々橋口(どどばしぐち)から登城していたと考えられています。信長が城内に建立した摠見寺(そうけんじ)。二王門と三重塔は、今も当時のまま残る数少ない建築物です。信長が居住していた主郭部には、信長公記(しんちょうこうき)によると、地上6階地下1階建ての絢爛(けんらん)豪華な天主が築かれていました。当時、寺院でしか用いられなかった瓦を本格的に使用した安土城からは、多くの金ぱく瓦が発掘されています。最新技術を用いた安土城は信長の権力を象徴する場所だったのです。


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